
今回の記事は、ベルセルク第10巻66話『ウィンダム潜入(2)』の考察をしています。
ガッツは粗雑で、懐(ふところ)が広く、そしてMなのかもしれない……!?
考察記事は、『父』と『息子』の二人の会話形式で成り立っているので、楽しんでください。
それでは本日も張り切って参りましょう。
なお他の記事において、考察の会話を、各回ごとに述べています。
以下のリンク先から一覧に戻ることが出来るので、お時間があればぜひご覧ください。
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ベルセルク考察!!謎を各話ごとに徹底追及!!
息子との会話における考察!!
ガッツがグリフィスのことを『足のもげた鷹』っていう風に例えている場面があるよね。

『足のもげた鷹』=『ずっと羽ばたいている』という意味をグリフィスに向けているのは分かる。でも、『もげた』という表現は少しグリフィスには合わない気がしない? 僕だったら『足の無い鷹』とか『足のいらない鷹』って言うと思う。
たしかに、少し乱暴な表現だよね。でも忘れてはいけないのは、この例えを言っているのがガッツだということ。ガッツのようなガサツな人間には『綺麗で正しい表現』は逆に合わないと思う。たとえ少し間違っていても、ガサツな表現の方が合っている、ってとこかな? 他には何かある?
M(マゾヒズム)とは
恋愛用語。相手に支配されたり虐げられることで、興奮を得るという性的な嗜好(しこう)、またはその傾向を指す。
キャスカが灯り(ランタン?)をガッツの顔面にぶつけるところがあるじゃない? でもガッツの身体能力をもってすれば、簡単に回避できるはずなんだよ。つまり、ランタンがガッツに直撃したということは、ガッツが自ら攻撃を受けたということ! ガッツにはそういう趣味がある!

なるほど。と言ってみたいところだが、さすがにそれはないんじゃないかな? ガッツがわざと攻撃を受けたのは、場をなごませるためだと思うよ。このシーンより前から読み進めると分かるけど、キャスカは戸惑っていたし、場の空気も少し気まずかったからね。ガッツはわざとキャスカをからかうことで、キャスカを助けた。そんな風に私は感じたな。

(↑女らしさが増していると指摘されて、少し気まずくなるキャスカ)
なるほどね。……あと気になったことは、『ガッツの男としての度量について』だね。
キャスカがシャルロットに嫉妬しているシーンがいくつか見受けられる。でも、今回の話において、それを見ているガッツが同じように嫉妬するシーンは見当たらないんだ。むしろ、キャスカを慰めようと「手を握ろうか?」とかいったりする。普通の男だったら機嫌を悪くしてもおかしくなさそうだけどね。

……いや、ネタバレしてしまうと、ガッツはこの次の回で、キャスカにイラッとするよ。

(↑次の回『第67話』で、ガッツはキャスカにイライラしている)
……え? じゃあどうして今回はまったく機嫌をそこねていないの?
ガッツも内心では葛藤しているのかもね。嫉妬の感情を表に出すか出さないか。でも、(想像になってしまうけど)第9巻『傷』で、ガッツはキャスカの想いの奥底を知った。グリフィスに関して、ものすごく悩んでいたことを知った。だから、ガッツは受け入れて、尊重してあげたいのかもしれないね。
なんだかんだで、ガッツもかなりの懐(ふところ)の広さをもっているというわけだね。正直意外でした。
その言い方はひどいけど……。君の言うことも分かる気がするのは何故だろう?
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まとめ
いかがでしたか?
今回は、”【ベルセルク考察】10巻66話『ウィンダム潜入(2)』” について紹介致しました。
今回の紹介で、ベルセルク第10巻をもう一度読み直そうとする人や、初めてベルセルクを読もうとする人のための情報として、そこそこご理解頂けたのではないかと思います。
今日も私のブログ “【そあかん】ベルセルク漫画アニメ映画まとめブログ” にご来訪頂き本当にありがとうございます。これからも頑張りますので、お付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。
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