
【ベルセルク考察】コミックス第9巻60話『戦友』について。
今回は主に、ガッツとコルカスとの関係について意見を述べさせていただきました。
『父』と『息子』の二人の会話形式で成り立っているので、楽しんでください。
それでは本日も張り切って参りましょう。
なお他の記事において、考察の会話を、各回ごとに述べています。
以下のリンク先から一覧に戻ることが出来るので、お時間があればぜひご覧ください。
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息子との会話による考察
仲間の下へ帰還したガッツが、コルカスにも笑みを浮かべていたのが意外だったな。(コルカスは予想通り、ガッツに対して舌打ちしていたけど)

ガッツはコルカスに対しても、ジュドーやピピンと同じく、大切な仲間だと考えていたみたいだね。
でもさ。正直な話、ガッツがコルカスに好意を抱く理由となるシーンなんてあったっけ?二人は仲があまりよくない、と正直僕は思っていたんだ。
確かに、そう思っている読者はいるかもしれないね。でも、ガッツにとってコルカスはただの知り合いではなかった。私はそう考えているんだ。
まず1つに、ガッツはコルカスに自らの意思を打ち明けている。以前、ガッツは鷹の団を抜ける時、ジュドーとコルカスに「グリフィスと対等になりたい」と言った。ガッツにとってコルカスは、自らの想いを打ち明けた数少ない戦友の1人なのだと思う。

確かに、「グリフィスと対等になりたい」っていうのはガッツの切なる想いだったから、大切な仲間以外に話したりはしないかもね。他にも理由があるの?
ガッツがグリフィスと決闘する時、コルカスも様子を見に来たでしょ。

(↑かつて鷹の団を去ったガッツ。当時の見送りにはコルカスも来ていた)
……そうだね。ガッツのことをどうでもいい存在だと思っていたら、コルカスは様子を見に来たりしなかっただろうね。
うん。どんな感情であれ、コルカスもまた少なからずガッツに意識を向けていた。そのことを、ガッツは感じ取っていたんじゃないかな。そういった諸々の理由から、帰還したガッツの笑みは、コルカスにも向けられたんだと思う。他には何かある?
今回の話でコルカスは言うよね。「グリフィスがあんなことになっちまったのはてめえのせいなんかじゃねえ。絶対にねえ」って。

どうしてコルカスがそう言ったのかが気になるのかな?
うん。純粋にガッツのことを庇ったわけではないよね。コルカスは表向きはガッツのこと嫌っているし。どういう心理が働いていたのかな?
私が推測できるコルカスの心情は2つ。1つは、仮にガッツのせいでグリフィスの現状があるとして、コルカスはそれに対して納得がいかないということ。
ガッツが、グリフィスという大きな存在に影響を及ぼしている。これが事実なら、(ガッツを表向き嫌っている)コルカスからしたら面白くないと思う。
「ガッツがグリフィスを落ち込ませる? 寝ぼけてんのか? てめえのせいなんかじゃねえ」ってコルカスは言いたいのか。……もう1つは?
コルカスが想っていたもう1つの感情は、グリフィスへの高い評価だと思う。「グリフィスはガッツなんて小さな存在に潰されたりしない。もっと何か途方もない大きなものを抱えていたからこそ、折れてしまったんだ」と。ガッツへの低評価(?)と、グリフィスへの高評価。これが私が考える、コルカスの心理かな。
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まとめ
いかがでしたか?
今回は、”【ベルセルク】考察コミックス第9巻60話『戦友』の疑問感想” について紹介致しました。
今回の紹介で、ベルセルク第9巻をもう一度読み直そうとする人や、初めてベルセルクを読もうとする人のための情報として、そこそこご理解頂けたのではないかと思います。
今日も僕のブログ “【そあかん】ベルセルク漫画アニメ映画まとめブログ” にご来訪頂き本当にありがとうございます。これからも頑張りますので、お付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。
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