【髑髏の騎士】
ダークファンタジー漫画ベルセルクのキーマンは髑髏の騎士になると思います。
髑髏の騎士は、ガッツが鷹の団を去った後出会った髑髏を模した甲胄の騎士であり、ガッツに出会うたびガッツに予言や知識を授けて、ガッツを導くが如く振る舞います。
髑髏の騎士は、覇王ガイゼリックであったのではないかという意見が掲示板などに出ていますが、いくつかの謎を残しています。
例えば、魔女フローラと髑髏の騎士とは、どこで知り合ったのか?とか、ボイドとの関係は?とか、その他にも年代の謎やそれに絡めて長きに渡り戦闘を続けてきた使徒不死のゾッドと比べてどっちが強い?とか、今ある状況からでは理解に苦しむ謎があります。
今日は、髑髏の騎士の正体について、現在明らかになっている事項からできるかぎり推測してみたいと思います。題して、『【ベルセルク】髑髏の騎士の正体を徹底考察謎を解明してみる!』です。
1.魔女フローラとの出会いはどこで?
ガッツたち鷹の団最強メンバーと共にミッドランド王姫シャルロットが、グリフィス救出のため、ミッドランド王国のウィンダム城の数ある塔のうち最も古いと言われている再生の塔に臨んだことがありました【コミック第10巻『千年封土』参照】。
このとき、シャルロット王姫は、ミッドランド国王や歴史の教師から聞かされたという1000年も前の話をしました。そして、その話の中で覇王ガイゼリックと思われる人物が出てきます。
導入文で述べたように、覇王ガイゼリックが髑髏の騎士ではないかという意見が掲示板などにあります。
ですが、彼が身につけていたとされる甲胄の画は、凶戦士の甲冑とはとても似つかぬものであり、何をもって髑髏の騎士と覇王ガイゼリックとが同一人物であるかの根拠に欠けると思いました。
【覇王ガイゼリック】
女性型ゴッドハンドであるスランが、クリフォトと呼ばれる闇の世界において髑髏の騎士のことを「王さま」と言っていることと【コミック第26巻『胎海の娼姫』参照】、覇王ガイゼリックの覇王の「王」ということばとを掛け合わせたことだけが根拠のように思えます。
よって、髑髏の騎士と覇王ガイゼリックとが同一人物であると断定するには、根拠に乏しい感じがしました。
ですが、これは漫画であり、お話ですし、登場人物にも限りがあると考えますと、覇王ガイゼリックと髑髏の騎士とが同一人物でないことには話が展開しません。
また両者が同一人物であることを匂わせる伏線であると考えますと、両者が同一人物として話を進めるしか作者である三浦健太郎先生の立場からしたらなかったのではないかという気がします。
したがいまして、髑髏の騎士と魔女フローラとが知り合ったのは1000年もの昔ということになると考えます。
また、フローラがその魔力を使うことで長きに亘る戦争に終止符を打つことができるという理由で、髑髏の騎士である覇王ガイゼリックに説得され、しぶしぶフローラが戦争に加担したという考えもあると思います。
魔女フローラの力を借りることができたならば、それによって、覇王ガイゼリックによる国家統一は楽になったでしょうし、覇王ガイゼリックが一代で大陸全土を制覇したのにも頷けます。
魔女フローラは、魔道の旅に出て行脚していますし【コミック第24巻『獣鬼襲来』参照】、その旅の途中で覇王ガイゼリックと出会ったとも考えられます。
また、覇王ガイゼリックの治世は「悪政」と評されました。人夫を集めてひどい重労働を強いたことに起因して、5人又は4人の天使によって王都が滅ぼされ、覇王ガイゼリックは、逃亡生活を送っていたということもありと考えました。
以上から、髑髏の騎士と魔女フローラとが知り合ったのは、1000年もの昔、乱世に明け暮れる群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)の時代ということが、候補の一つとして挙げられるのではないかと考えます。
2.ボイドとの関係は?
ボイドと髑髏の騎士の関係はどんなものだったのでしょうか?
肉親?殿様と軍師?もしくはガッツとグリフィスのような真の友達?
モズグスの話では、覇王ガイゼリックによってアルビオンに幽閉された賢者が、あらゆる拷問に耐え、神に祈り続け、ついには天使を降臨させたとあります【コミック第18巻『猛信者』参照】。
ボイドの縫われた目や皮膚が裂けた口は酷い拷問の後だと考えられますし、賢者がボイドでガイゼリックが髑髏の騎士だと考えるのが自然でしょう。
ただどんな理由で拷問されてしまったのかは謎です。
【ボイド】
3.年代の謎
「覇王ガイゼリック」に関して、約1000年前にガイゼリックは大陸を統一するという偉業を成し遂げたという話をシャルロットがしています【コミック第10巻『千年封土』参照】。
蝕は216年に一度起こる魔の祭典です。
ですので、フェムトを除いた4人のゴッドハンドの最初の年は、216年×4人=864年前に最初の蝕があった筈だと言われています。
けれど、それだと少し年代が合いません。
約1000年前といって百の桁の800を切り上げれば1000年になりますので、該当するといえるかもしれませんが…、1000年-864年≒130年の差は何なのでしょうか?
4.使徒不死のゾッドとではどっちが強い?
ゾッドはあくまで使徒であり、ゴッドハンドではありません。使徒とゴッドハンドの強さは歴然としており、使徒はゴッドハンドには到底かなうものではありません。
使徒の中の使徒であるといわれている恐帝ガニシュカ大帝でさえ、ゴッドハンドの一人であるフェムトには敵いませんでした【コミック第32巻『風巻(しまき)』参照】。つまり、使徒とゴッドハンドとでは格が違うわけです。
このように考えますと、使徒よりも遙かに強いゴッドハンドを討伐しようとしている髑髏の騎士が、自分の力量を考慮することなく、ゴッドハンドに挑むことは考え憎いと思われます。
つまり、髑髏の騎士は、自分とゴッドハンドとは、その強さにおいて互角以上という自信があるからこそ、5人もいるゴッドハンドと戦おうとしているわけです。
また、髑髏の騎士の身体能力は凄まじいものがあります。愛馬を自在に駆りかつ無数の魔物を切りたぐる高速の剣技や、異層を越えてクリフォトから脱出するなどの空間切断の技術を持ちます。
そして、極め付けは、ゴッドハンドを葬るため、使徒より奪いしベヘリットを自分の体内にて刃へと練り上げた呼び水の剣を有することです。
ですので、使徒の中でも最強の部類に属するゾッドより髑髏の騎士の方が強いと考えるのが自然だと思います。それにも拘わらず髑髏の騎士とゾッドとの戦いで、髑髏の騎士とゾッドとの戦いが互角なのには少し疑義を生じます。
5.エルフと髑髏の騎士との関係
パックが髑髏の騎士に対してエルフの気配を感じたことがあります【コミック第18巻『怪道②』参照】。また、妖精王ダナンが、復活したキャスカにドレスを与えた際に着替えたキャスカの事を「まるでダークエルフの姫君のよう」と言ってました【第355話『木漏れ日の下で』参照】。
ダークエルフが誰のことをさすのか不明です。ですが、そのことばにダークとあることから、もしかすると髑髏の騎士のことを指してしているのかもしれません。例えば、髑髏の騎士がエルフそのものであったり、エルフに近い存在であったりなどが候補として挙げられると思います。
いずれにしろ、現段階では情報量が少な過ぎて、これという断定ができない状態ですが、髑髏の騎士がベルセルクにおけるキーマンであることには変わりないと思われます。それがいつになるかは判りませんが、必ずや明らかになるでしょう。
6.まとめ
いかがでしたか? 今回は、『【ベルセルク】髑髏の騎士の正体を徹底考察謎を解明してみる!』について紹介致しました。
髑髏の騎士がガッツの前に現れたときに、ガッツの烙印が反応しなかったこと【コミックス第14巻『幼魔』参照】や、異次元に自力で突入することができること【コミックス第13巻『右目の残照』参照】から考察するに、少なくとも髑髏の騎士が普通の人間でないことや使徒でないことは明白です。
そして、自力で異次元に入ることができるのであれば、異次元にいるものと同等以上の力があると考えるのが自然だと思われます。人や使徒は自らの力で異次元の扉を開くことができないからです。
ならば、髑髏の騎士が、異次元の世界にいるゴッドハンドと同種かそれ以上の能力を有する者であると考えるのですが、あなたならばどのように思われますでしょうか。
今回の紹介で、髑髏の騎士の情報として、そこそこご理解頂けたのではないかと思います。 ぜひ参考にしてみてくださいね。
今日も僕のブログ “【そあかん】ベルセルク漫画アニメ映画まとめブログ” にご来訪頂き本当にありがとうございます。
これからも頑張りますのでお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
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コメント
度々で申し訳ないですが、私は『テレジアがブスになって再登場』とか『テレジアが使徒になるとか』一言も書いてませんよ。
どう読めばそうなるのでしょか?ワザと言っているのかも知れませんが、勝手な妄想が酷すぎます・・・
テレジアが瀕死の状態の「動けないガッツをナイフでブス」と刺すと、以前のコメントで書いてあります。
他の読者様も私のコメントを読んで『テレジアがブスになって再登場』とか誰も思ってないと思いますよ。
それとテレジアは使徒にはならないですよ、少なくとも私はそう考えます。
瀕死の状態のガッツ、動くこともできない状態であれば「人間のか弱い女性のテレジアであってもナイフでガッツを絶命できますからね」
あとこの記事に書いてある「フローラがカイゼリックを手伝って帝国を築いた」は無いと思います。
私の考えではカイゼリックはガッツと同じように蝕を逃れ生き残った、ガッツと同じように人間のままでゴッドハンドに復讐(特にボイド)をしていたが、フローラと出会い狂戦士の甲冑を身に着けゴッドハンドと戦い絶滅した。
フローラがエルフヘルムへと行き、妖精王(ダナンとは限らない)がカイゼリックを幽体状態で復活のような状態にし再びゴッドハンドに仇名す行動をとり現在に至る。です・・・
「絶滅」
ゴッドハンドと戦い「絶命」したの間違いです。
めも様
そあかんです。
何でこんな齟齬が生じたのか原因を追及しました結果わかったのは次の通りでありご報告申し上げます。
理由(1)めも様の文章にある『繰り返すようですが、ガッツがグリフィス、もしくは他のゴッドハンドや使徒と戦い瀕死の状態の時にテレジア登場「ブス!」でしょうね。』
の文を読んでてっきり私はテレジアがブスで再登場するのかということかと思ってしまった。しかし、このブスは、めも様から以前頂いた文の一文である【動けないガッツをナイフで「ぶすっ」と刺す。】の【ぶすっ】のことだった。
理由(2)【動けないガッツをナイフで「ぶすっ」と刺す。(※動けないガッツをナイフでブス」と刺す)ではない】という以前のめも様の文を再読していなかった。
理由(3)『ブス』とカタカナで書くとブスな人と想記してしまう。
以上が今回の勘違いの原因ではなかったかと考えた次第です。
やぁまいったまいったごめんなさい。
以前のめも様の書いた内容を私が含んでいなかったのが今回勘違いの一番の原因だと思いました。
以後気をつけます。
上記反省を踏まえて、めも様のテレジアの再登場のことについて触れれば、うん面白いと思います。その理由は次の通りです。
①三浦建太郎先生は伏線となるものをいつか必ず反映させる。
②テレジアの再登場を考えている読者は初登場が連載上20年以上も前のことであり、彼女の存在すら覚えていない読者が多い。
③意外性として興味を引く。
どうでしょうか?
またご意見頂けると嬉しいです。
では。
度々すみません
ちょっとしつこいんですが、ガッツとテレジアの戦力差は私も十分承知しております。
まともに戦ったらテレジアがガッツに勝てるなんて誰も思わないでしょう・・・
ポイントはウラケン先生がテレジアに「必ず殺してやる!」のセリフを言わせたことです。
初期のことなのでベルセルクファンの方々も忘れている方が多いと思いますが、これには絶対に意味があると私は確信をもっています。
繰り返すようですが、ガッツがグリフィス、もしくは他のゴッドハンドや使徒と戦い瀕死の状態の時にテレジア登場「ブス!」でしょうね。
最終話が楽しみです♪
あとそれから、誰かがコメントで書いてましたが「ガッツが使途になることは100%ないですね。
それをやったら、この物語の根底が崩れますからね。
ガッツのベヘリットはまわりの誰かが使うんでしょう、キャスカとかファルネーゼ。もしくはパックとかね・・・
※ 私のコメントがそあかんさんの都合に悪ければ公開しなくても構いません。
私は自分の考えをコメントしただけです。
気分を害されたなら、お詫び申し上げます。
めも様
そあかんです。
めも様の貴重なお時間を割いてのコメント本当にありがとうございます。
しつこい何て飛んでもありません。嬉しい限りです(キッパリ!)。
まためも様のコメントを頂くことで気分を害することもありません。
どなたから頂くコメントであってもありがたいという気持ちでいつも拝読させて頂いております。
ブログは読者さまからの貴重なご意見を頂くことで成長できると私は確信しております。
ですので、どんな小さいなことでも、気になったことがあれば、ご指摘頂けると感謝感謝と思わずにはいられないのです。
私はよく間違いますし勘違いもします。このため、不十分なところが多々あると思っております。
従いまして、今後も辛い甘いに拘わらず、めも様からのコメントを頂けると本当に嬉しいです。
さて、テレジアについてですが、登場したのがベルセルクの初期の頃のコミックス第3巻です。
このため、記憶に残っていない読者の方も少なくないと思われるなか、よくぞめも様は忘れないでいて下さったと三浦先生もきっと喜んでくれること請け合いです。
めも様の記憶力の良さに私なんか脱帽です。
この度、私は第3巻の該当箇所を再読しました。
三浦先生の迫真に迫るテレジアの顔がアップされており、ガッツに対して『・・・・・・殺してやる・・・・・悪魔・・・いつか必ず・・・殺してやるからァ!!』と叫んでいる場面が読者を圧倒する感じが良く出ている場面ですね。
これが伏線であってテレジアがガッツに対して復讐鬼となって立ちはだかることの可能性についてですが、たくさんの含みを将来に持たせる手法を好んで用いる三浦先生であれば、可能性としては当然あるでしょう。
一方で、めも様のご指摘にあるように彼女がひどい「ブス!」となって再登場することについては、私は全く想像していなかったことでした。
このため、オリジナルに飛んだ面白い発想だと感心した次第です。
その場合、テレジアが最初からブスなのか?当初のキャストであることを読者に思い起こさせるために人間時は美人であっても、放魔したときは美人使徒のような魔物の姿にするのかは、私には想像が付きません。
けれど、いずれにしても、それをテレジアにさせるという発想は面白いと考えます。しかも、テレジア登場の環境がガッツと他の敵とが戦ったことで瀕死の状態にあるときにブスとなっての登場というのは、私には全く想像できませんでした。
ガッツとテレジアとが読者の期待に応えるような勝負をするためには、彼女が使徒になることを避けて通ることはできないと思いますので、当然使徒になるでしょう。ただし、テレジアが生贄にするのは誰なのかという疑問も残します。彼女には肉親が既にいないからです。恋人でもできていれば別ですが…
また、ガッツが使徒になることにつきましては、私もないという線が濃厚だと思います。理由はめも様ご指摘の通りです。
そして、ガッツのポシェットの住居人であるベヘリットが、誰のためのものかはわかりませんが、ガッツに関係する人物のものであることも間違いないでしょう。
そうでなければ物語の展開として面白くないですからね。
ただ一つ気になるのは、ガッツがベヘリットの運び屋になるのかという点が、何か腑に落ちない気がします。この辺りは、自分で言いながら矛盾を感じる事項です。
めも様。これからも何か感じられることがありましたら、ビシバシコメント頂けると嬉しいです。
もう一度ありがとうございました。
なるほど・・・
私とは考え方が逆なんですね。
そあかんさん自身が疑問を抱いている通り、ゴッドハンドと互角の髑髏の騎士がゾッドと互角?? まさにそこですね。
私もゾッドとは使徒なので当然ゴッドハンドには勝てないし、力の差は歴然です。
グリフィスに一瞬にしてやられたし・・・
髑髏の騎士はゴッドハンドのリーダー格のボイドと互角の描写あります、本気を出せばゾッドとは髑髏の騎士の足元にも及ばないでしょう。
「手を抜いた」、言い方を変えれば「髑髏の騎士は本気を出していない」ってことでしょう。
それと「テレジアとガッツの力量差」当然だと思います。
私の言葉足らずが原因ですが、私が思ったのはガッツがグリフィスと戦い瀕死の時にテレジアが現れて「必ず殺してやる!!」が頭に浮かび、動けないガッツをナイフで「ぶすっ」と刺す。そんな結末もありかなと思ったしだいです。
めも様
そあかんです。
再コメントに感謝します。
色んな意見があるのは良いことです。
ベルセルクは終わりが見えないのでいつ収束するかわかりませんが、如何に神髄を突くかで面白みは何倍にもなるものだと考えます。
またのご意見を楽しみにしております。
今回もめも様の貴重なお時間を割いてのコメントを頂き本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願い申し上げます。
ゾッドと髑髏の騎士は互角?
私の考えでは髑髏の騎士が本気でない(ある程度手を抜いていた)んだと思います。
その後ボイドに一太刀入れて、ボイドの反撃を防いでますからね。
ゾッドと髑髏の騎士の力量の差はそんなに深く考えることはないと思いますよ、明らかに髑髏の騎士が上でしょうから。
それと記事とは関係ないんですが、はじめの頃に出ていた使徒、伯爵の娘テレジア。
最終話あたりに再登場してガッツを殺すんじゃないかと言う私の勝手な予想です。
めも様
そあかんです。
引き続き別記事についてもコメントして頂き感謝します。
髑髏の騎士がゾッドに対して「ある程度手を抜いていた」というご意見ですが、その点については私的には別の考えです。
その理由としては、まず第一に全力でぶつかってくる相手に対して手を抜くというのは相手に対して失礼にあたると考えるからです。
また、両者は300年に亘って戦い続けているわけですし、そのような相手に対して手ぬるいことをすれば、即座に死に直結することになると考えます。
それに手を抜いた戦いは端から見てすぐ判りますし、そんなものに読者は興味を示さないのではないでしょうか。
よって、髑髏の騎士がゾッドに手を抜くようなことを三浦先生は考えていないと思う次第です。
テレジアについてですが、テレジアがガッツを殺すにはあまりに両者の力の差があり、彼女が使徒になれば別ですが、人のままでガッツを殺すことはできないと思いますが如何でしょうか。
また、再登場することに関しては、可能性からいえばゼロでは無いと思いますが、紙面の関係でないと考えます。
読者がベルセルクを早く終結して欲しいと思っていることは三浦先生も知っていると考えるからです。
めも様の貴重なお時間を割いてのコメント、しかも2記事分のコメントを頂いたことには心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
今後もコメント頂けると嬉しいです。
はじめまして。
いつも楽しく拝見させて頂いてます!
コメントは長文になります。失礼致します。
髑髏の騎士はガイゼリックだと思います!
以下推測になります。
およそ1000年前、断罪の塔にて賢者が4人の天使を呼ぶ。賢者をゴットハンドに転生し帝都ミッドランドが消滅。その際にガイゼリックは烙印を押される。この頃にフローラに出会い狂戦士の甲冑を身につける。絶命。何らかの力により復活。髑髏の騎士としてベヘリットを回収しながらゴットハンドを狙い今に至る。
およそ1000年前とありますのでフェムトの段階で216(蝕周期)×5(人目)=1080年前にならないといけません。80年のズレは年数が曖昧でそうさせているのか、およそと言って会話上雑に言ってるのかわかりませんが、そこまで気にしていません。それより、模擬蝕みたく蝕でもないのに賢者が蝕の状況を作り上げた!みたいな事の方が面白いかと個人的に思いますので深くは考えません。
断罪の塔ですがシャルロット&ジュドーの会話で4人か5人?の天使が…と言っていました。ここは真紅のベヘリットにて呼び出された先代ゴットハンド「4人」が降魔の儀をした後「5人目」が転生した事により起こるズレだと思います。
(または作者の意図)この際、生け贄を「帝都ミッドランド」にしたのではないかと。雷と大地震で一夜の内にとありますので。(額に烙印のある贄が負傷していないのは疫病的な…w)
烙印を押され狭間に住むことになったガイゼリック(押されていたからガッツに助言できた?)ですが、この時期にフローラと出会い、使徒と戦っていたのではないかと。二人が出会った時期はミッドランド消滅後だと思います。フローラに関しては霊樹の森に居た事もあり現世と時間の流れが違うこともあり現在まで生き延びた?しかしドワーフに狂戦士の甲冑を作ってもらい戦いますが絶命します。(と、されています)
何らかの力により復活ですが、以前パックが髑髏の騎士に対してエルフの気配を感じた、リッケルトが遭遇した際にリッケルトが持っているエルフの鱗粉に気付いた、ゴトー宅近くの魔物を退ける鉱洞には昔エルフ(妖精?)が住んでいた事に気づいた事があります。
髑髏の騎士はエルフに近い存在だと思います。
妖精王がドレスに着替えたキャスカの事を「まるでダークエルフの姫君のよう」と言ってました。ダークエルフ??ここ凄く気になります。
絶命した後、何らかの方法でダークエルフになったのか?元々そうだったのか?気になります。
以上の点をもちましてガイゼリック=髑髏の騎士 「5人の御使いに仇成す者」と思います。長文失礼しました。
個人的に気になるのは髑髏の騎士の馬です。
92様
そあかんです。
92様の貴重なお時間を割いての丁寧かつ相当な分量のコメントを頂いたことに敬意と感謝の意を表します。
いつもそあかんの記事を読んで頂き本当にありがとうございます。
頂いたコメントを拝読することで、92様の分析力及びそれに基づく洞察力の凄さに驚いた次第です。
私はベルセルクのコミックスを全巻少なくても5回以上は読んでおり、これまでコメントを頂いた方からのご指摘箇所は大雑把ですが第何巻のどの辺りについてのご指摘かが大抵検討がつきます。
ですが、髑髏の騎士については、92様に脱帽という気がします。
特にドワーフとダークエルフの記載に関しましては、掲載箇所を再度確認した次第です。
そして、髑髏の騎士に関する記事について読み直し、今後必要箇所を加筆訂正したいと考えている次第です。
ドワーフとダークエルフについては掲載箇所が極めて少ないため、推測の域を脱することはないと考えますが、髑髏の騎士に関しての何らかの伏線になることは間違いないでしょう。
今後も記事を追加していく所存ですが、92様のように深くベルセルクを理解されている方から頂くコメントは、記事作成の大きな原動力になりかつ励みになります。
今後もどうぞそあかんをよろしくお願い申し上げます。
もう一度ありがとうございました。
ベルセルクのネタバレ記事をいつも読ませていただいております。
最近漫画アプリで読み返す機会があったので、思いついた考察を送らせていただきます。
まず、髑髏の騎士=ガイゼリックだと考えます。ここで肝心なのはガイゼリックは何者かと言う所ですが、私はガイゼリックは1000年前に受肉したゴッドハンドと言う仮説を立てています。
ちょうどグリフィスが1000年後にやっている事を1000年前にやったのがガイゼリック、まさに因果のごとく受肉したゴッドハンドは国を造り世界を征服するので無いでしょうか?
何故征服をするのかグリフィスは語らないので分かりませんが、それが語られればゴッドハンド受肉の謎が解けると思っています。
そして賢者がボイドに転生してガイゼリックの王国を破壊し、ガイゼリックをゴッドハンドから追放したのではないでしょうか?
ゴッドハンドで無くなったガイゼリックはゴッドハンドに復讐すべく戦いを始め、その過程でフローラやかの鎧との関わりがあったと思います。
なつまつり様
そあかんです。
貴重なご意見に感謝します。
これからも甘口辛口に拘わらず、ご意見を頂戴できればとても嬉しくブログ記事の更新の励みになります。
特に記事ネタを頂いたおりには、その材代集めに嬉々とすると思います。
これからもそあかんをよろしくお願い申し上げます。
ご意見本当にありがとうございました。