目次
1.ベルセルク新アニメ化!続きはどこから始まる?の背景
ベルセルクの新アニメ化が7月より、MBS/TBS/CBC/BS-TBS/WOWOWで放映されることになっています。
同時にベルセルクの第38巻が、6月にレーベル名(出版社名)を改めて発刊されることになりました。
第38巻が第37巻の刊行から要した期間は、およそ3年です。
2.ベルセルクの掲示板での投稿
その間にいくつかの掲示板では、次のような意見が散見されました。
2-1.掲示板での声その1
・電子マガジンにより雑誌購入者が減ってる時代だし、出版業界が既に斜陽に突入しているので、ベルセルクは話題にされるだけまだましなほうだ。とか、
・アニメ化より完結を。とか、
・社変わって、TVアニメってことは、また黄金時代だろ。とか、
・原作未完で終わること確定してるじゃない。とか、
・黄金時代は流石にもうやらんだろうな…とか、
・はっきり言ってもう見飽きた。とか、
・ベルセルクは海外ファン多いし、外国人は漫画よりアニメの方がとっつき易いから海外向けのアニメだろ?なので、黄金時代編はまだあり得る。とか、
とにかく大暴れする黒の剣士が見られるならストーリーとかどうでもいいや。とか、
黄金時代編はもういいと言っている声が多いです。
一方、ロスト・チルドレンの章(以下特に断らない限りロスチル)以降がアニメ化されることを望む次のような声も多数あります。
2-2.掲示板での声その2
・ロスチル以降のアニメ化なら見るぞ。とか、
・ロストチルドレンをアニメでやっと見えれるんやな。とか、
・ロスチルこそがガッツのいいところ取りだ。とか、
・黄金時代編は3部作でしたが、ロスト・チルドレンの章以降をやって欲しい。とか、
・新アニメでやるならロストチルドレンの章でしょう。とか。
このように、好き勝手なことを憶測で言っている人が多いと思われるのですが、次回放送される新アニメの内容について、根拠を持って書き込みされている投稿は、僕が知る限り皆無でした。
3.ベルセルク新アニメ化はどこから始まるのか?予想とその根拠は!
3-1.結論
ズバリ、僕の見立てでは、新アニメの内容は、
『ロストチルドレンの章』、『縛鎖の章』及び『生誕祭の章』
の3章からなる、
『断罪篇』
だと思います。
但し、『断罪篇』よりも、少し前の幼魔の節・武装の節・ドラゴンを狩る者の節と、これまで映画で放映された内容をあらすじ化したものとを前置きするのではないかと考えます。
3-2.根拠
根拠は、
①公式ブログの”ベルセルク スタッフ キャストコメント”を読むこと、
②コミック第14巻~第21巻『断罪篇』を読むこと、
③ベルセルクの公式ブログで紹介されている画像を視ること
からわかります。
3-2-1.検証1
“ベルセルク スタッフ キャストコメント”では、シリーズ構成・脚本を担当されている深見真さんが次のように述べています。
『ベルセルクを初めて読んだとき、自分はまだ学生でした。緻密な作画、圧倒的な暴力、容赦のない展開……。あのときの衝撃はいまだに忘れられません。誇張ではなく、世界のファンタジー史に名を刻む原作に、こうして仕事で関わることができて感無量です。』
この記述で、深見さんが、個人的にベルセルクの昔からのファンであり、それ故、ベルセルクへの思いがとても強い方だと思います。
このため、ベルセルク新アニメをアバウトに、つまり矛盾があるような内容に作品を手掛ける人ではないという期待が持てます。
そして、最後に深見さんは、こう言っています。
『黄金時代は過ぎ去り黒い剣士の旅が始まります。』と。
なので、これより、新アニメでは、黄金時代をテーマにしたものではないことがわかります。
3-2-2.検証2
パック役の声優水原薫さんは、ファンへのメッセージとして、
『劇場版3部作の熱をしっかりと引き継ぎ、更に加熱しているTVシリーズになっております。』
漫画で既に断罪篇をコミックで読んでいる人ならばわかることですが、ここでのガッツの活躍や戦いぶりには目を見張るものがあります。また、大砲斬りみたいな見栄えのする場面も結構あります。
ですので、『断罪篇』無くして、ベルセルク無しといっても過言でないと思います。
3-2-3.検証3
そして、最後にキャスカ役声優の 行成とあ さんは、
『戦闘シーンの荒々しさに圧倒されるだけではなく、人には晒したくない心の深いところ、綺麗ではない歪なところまで描かれている。』
といっています。
さらに、
『黄金時代」のキャスカは凛々しくて強くありたくて、でも不器用で本当は弱い人で、その真っ直ぐさがとても魅力的でした。そして今のキャスカは、本能のかたまりみたいな感じです。』
ともおっしゃっています。
これって、キャスカが退行現象化した内容の断罪篇以降の展開であることを示唆していますよね!
3-2-4.検証4
劇場版第3部とコミック第13巻のいずれもが、ゴッドハンドに転生したグリフィスによりキャスカが凌辱された後、ガッツが現世(げんせ)と幽世(かくりょう)の境界である”狭間の世界”で生きていくことが、彼の宿命であることを髑髏(どくろ)の騎士に深夜の高原にて言われ、死霊達とガッツとの戦いが終了した場面で終わっています。
よって、このことからも、新アニメで黄金時代が継続するということはあり得ません。
3-2-5.検証5
公式ブログの画像でガッツは、大砲と弓の仲間であるボウガンの機能を合わせ持つ義手を装着していますし、大太刀のドラゴンころしも持っています。
ロスチルで義手やドラゴンころしの説明もなく、それらを装備したガッツがいきなりお目見えするのは、話がワープし過ぎです。
なので、『ロストチルドレンの章』よりも少し前の、つまり、義手やドラゴンころしを手に入れる内容を含む、幼魔の節・武装の節・ドラゴンを狩る者の節と、ベルセルクを見たことのない人にも楽しんでもらえるようにするために、これまで映画で放映された内容をあらすじ化したものとを前置きする『ロストチルドレン』から、新アニメはスタートすると考えます。
今回の放送は、2016年7月から9月までの1クール放送、つまり12回前後で断罪篇を放映することになると思われるので、1回の放送時間が、これまで通り30分であれば、12回で360分、時間にして6時間です。
これは、映画3本分であり、前回までの劇場3部作と同じ時間量といえます。
なお、端折(はしょ)り過ぎは、内容が薄っぺらになり、視聴率の低下を招来するので、『断罪篇』の大幅なカットは無いと思います。
4.ベルセルク新アニメ化!続きはどこから始まる?のまとめ
いかがでしたか?
今回は、「ベルセルク新アニメ化!続きはどこから始まる?」について述べさせて頂きました。
アニメもビジネスである以上利益を追究します。
そのためにも、三浦建太郎さんにはヤングアニマルの長期休載をせずにベルセルクを連載してほしいと願うところが刊行元の白泉社の思うところだと思います。
そして、夜アニメでの視聴率を上げて、漫画に回帰する往年の読者をかき集めたい、さらには、新しいファンの獲得もしたいという意図が白泉社側にあると考えます。
なので、白泉社にとっても、新アニメベルセルクは、失敗の許されない作品といえるのではないでしょうか。
だとしたら、視聴者に大きなインパクトを与えるコンテンツでないとならない。そういう立ち位置にある番組なのだと考えれば、人気が最も高いロスチルを含む断罪篇は外せないということになります。
今日も僕のブログ”【そあかん】ベルセルク漫画アニメ映画まとめブログ”にご来訪頂きありがとうございました。
これからも頑張りますのでお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
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