『ロストチルドレンの章』 のうち僕が名セリフだと思ったのは、コミックス第16巻の前半に掲載されています。
それでは本日も張り切って参りましょう。
目次
- 1.『塗り潰せ もう一度 殺意で オレを全部塗り潰すんだ』
- 2.『このまま うずくまってたら 死ぬだけだぞ!? 死ぬためにここまで来たわけじゃないだろ!?』
- 3.『逃げ出した先に 楽園なんてありゃしねぇのさ 辿り着いた先そこにあるのは やっぱり 戦場だけだ』
- 4.『帰れ ここはオレの戦場だ 行け お前はお前の戦場に』
- 5.『羽は無いから だから私はこの空を見上げて 地を這って行こうと思います』
- 6.『私はやっぱり剣士さんみたいに激しくはできないと思うし ロシーヌみたいに逃げ出す勇気もやっぱり無いのだと思う だけどね・・・・・だけどせめて 泣いて叫んで噛みついてみようと思う 何かがえられるかも・・・』
- 7.『空から見おろせば 山間(さんかん)に隠れて 見つけられない ちっぽけな村で 私は 私の小さな戦を始めようと思っています』
- 8.まとめ
1.『塗り潰せ もう一度 殺意で オレを全部塗り潰すんだ』
霧の谷において女王クイーン(ロシーヌ)と死闘を繰り広げているときに、ガッツが自分を鼓舞するために己に言ったことばです。
最近無いよなーこんな言葉を自分自身に言い聞かせたことって。
思い起こせば学生時代に僕は柔道部だったのですが、試合で、自分よりも大きな相手と向かい合ったときに自分で自分を励ましたことがありました。
会社でいやな上司にパワハラ受けたときに、じっと耐え忍んだときも、『我慢我慢だ女房と子供を食わすために我慢しなけりゃって』、自分自身に言い聞かせたときもあったけなっ。
でももう何年も前の話。今は仕事がら自分自身を鼓舞することがあまりない。
そういう自分って、幸せなんだか不幸せなんだかわかりません。
でも、いつも感謝の気持ちでいると悪いことがいい方向に向き始めるし、反対に奢ったり、怒ったり、愚痴ったりしたときは、なぜかうまくいかないようにエネルギーというものは働いてしまう。
これは、経験上わかる確かなことです。
でもそれでもマイナスのことばを言いたくなるんだなぁ。
だけど、自分が守るべき者のために戦っているときの怒りは、自分を奮い立たせるエネルギーになるんですよね。
ガッツの怒りは、いつも生死を彷徨(さまよ)うときに湧くものです。つまり、愛する者のために、悪霊たちと戦うときの怒りなので、きっと自分のエネルギーをプラスの方向に変える力になっているのかもしれないですね。
2.『このまま うずくまってたら 死ぬだけだぞ!? 死ぬためにここまで来たわけじゃないだろ!?』
ジルが森の谷で窮地に陥ったとき、妖精パックが、ジルに言ったことばです。
パックも自分の人生と戦っているから言えることばだな。
うん(パック流うなづき方で)。
パックの過去は未だ明らかにされていないけどきっとそうだと思います。
パックっていつもおちゃらけしてますけど、ときに寂しそうな顔すると思いませんか?
そのあたりのことが今後の展開で明らかになるといいいですね。
3.『逃げ出した先に 楽園なんてありゃしねぇのさ 辿り着いた先そこにあるのは やっぱり 戦場だけだ』
この言葉は、ガッツが女王クイーンとの死闘を繰り広げた後で、ジルがガッツに言った
『あなたの邪魔にはなりません・・・だから どこか遠く・・・私を連れてって どこか ここじゃないどこかに・・・』
といった言葉に対するガッツのジルへの言葉です。
現実から逃げ出しても、今度は新しい場所で、それまでとは違う努力をして戦わなくてはならないことには違いありません。
楽園は自らの努力で勝ち取るものだってことをガッツはジルに言いたかったのかな。
でも、新天地で生きてくってのも、またそれはそれで自分自身の肥やしになって、自身の成長に繋がるんだけれどね。
“逃げるが勝ち”という言葉もあるし、これもまたある意味間違ってないと思うな。
なので、いま自分の進退で悩んでいるひとがいたら、自分の気持ちを静かな場所で見つめ直して、自分の気持ちに正直になるのが一番上手くいくように僕は思います。
4.『帰れ ここはオレの戦場だ 行け お前はお前の戦場に』
このことばは、ガッツがジルに言ったことばです。
守るだけ、窮地を救ってやるだけが、本当に相手のことを思っていることにはならないという意味だと思います。
本当に強い人は、男も女も老人も若者も大人も子供もみな優しいと、そう思わせることばです。
5.『羽は無いから だから私はこの空を見上げて 地を這って行こうと思います』
ジルが自分の人生から逃げずに、今ある場所で生きて行くことを決意したときのことばだと理解しました。
”自分で決めたところにしか幸せはない”というニュアンスを、三浦建太郎先生が読者に送ったメッセージではないでしょうか。
6.『私はやっぱり剣士さんみたいに激しくはできないと思うし ロシーヌみたいに逃げ出す勇気もやっぱり無いのだと思う だけどね・・・・・だけどせめて 泣いて叫んで噛みついてみようと思う 何かがえられるかも・・・』
同じくジルが自分の人生から逃げ出さずに、今ある場所で生きて行くことを決意したときのことばです。
誰だって不安を持って生きている。
それは地位や名誉やお金のある人だろうと無い人だろうと皆同じ。
不安のない人なんてこの世に一人だっていやしません。
だけど、一生懸命生きている人やこれから頑張ろうって人には、誰もが応援したくなる。
きっと、自分に相手のことを感情移入してしまうからなんでしょうね。
7.『空から見おろせば 山間(さんかん)に隠れて 見つけられない ちっぽけな村で 私は 私の小さな戦を始めようと思っています』
同様にジルが自分を鼓舞するためにいったことばです。
自分が今いるところ、環境、条件、その他自分を取り巻くすべてのことを受け入れることも大事なんだろうなという思いを僕にさせてくれたことばです。
8.まとめ
いかがでしたか?
今回は、「ベルセルク『 ロストチルドレンの章』 第16巻の名セリフまとめ」について述べさせて頂きました。
今日も僕のブログ”【そあかん】ベルセルク漫画アニメ映画まとめブログ”にご来訪頂きありがとうございました。
これからも頑張りますのでお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
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