ベルセルクについての記事はサイトマップからどうぞ

ベルセルクアニメ 幻の83話 深淵の神②(単行本未収録)グリフィス転成の謎考察

今日は、 ベルセルクアニメ 幻の83話 深淵の神②(単行本未収録)グリフィス転成の謎考察について述べます。

Sponserd Link

1.感じた疑問

僕が、ベルセルクのファンになったのは最近です。

ベルセルクのコミックをたまたま読む機会があったことがきっかけでした。

三浦建太郎先生の筆力あふれるダイナミックな描写にぐいぐいと引き込まれ、あっという間に37巻まで読んでしまい、38巻が出たらすぐに購入しました。

でも、ベルセルクのコミックを読んでいて疑問を持ったことが幾つかありました。

2.フェムトへの転成についての描写が簡単にし過ぎ?

その一つに、グリフィスのフェムトへの転成についての描写が、簡単に過ぎはしないか?というのがあります。

というのも、降摩の儀が執り行われる前に、崖から落下しそうであったガッツに対し、自分の腕の腱が切れていたにも拘らず、グリフィスは、崖下に転落直前のガッツに向けて片腕を振り下げてガッツを助けようとする場面があります(コミック12巻『人外百鬼』参照)。

グリフィスの差し出した手にガッツは捕まり、崖下への転落を避けることができました。

このとき、グリフィスとガッツとは、一瞬でも、心的にも肉体的にも同じ時空間を共有しました。

これについてはこちらでも述べています。よろしければご覧いただけると嬉しいです。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ベルセルク新アニメのグリフィスのガッツ、キャスカに対する心的関係?

このような経緯があったにも拘わらず、なぜ、グリフィスがゴッドハンドに転成する話には、物足りなさを感じたのだろうと僕は思いました。

というのも、三浦建太郎先生ほどの描写力があれば、自分にとって何よりも代えがたい者またはものとの引き替えによって転成がなされる降摩の儀において、グリフィスが苦悶苦闘(くもんくとう)した心的描写が少なくないだろうか?と思ったからです。

僕としては、グリフィスの心の葛藤を一話分くらいのボリュームで、丁寧かつ読者が予想もしない展開で、書き下ろされても良いのではないかと思っていました。

降魔の儀は、グリフィスがフェムトに転成し、ガッツと対敵になるきっかけの儀式です。

ならば、グリフィスが、真の友と思っていたガッツや家族同様の鷹の団の団員達を生贄にするための『捧げる』ということばが、グリフィスから出るまでのグリフィスの心の葛藤がもっとあってもよいはずです。

つまり、グリフィスが転成という大きな決断をする前に、必ずや、嘆き、苦しみ、悩み、憎悪、生い立ち、思い出などなど、一言では、語り尽くせないものが当然あったはずです。

そして、それは、悲しくも重厚なものであると、僕は思っていましたから、僕の中で、物足りない気持ちがわくのは当然でした。

グリフィスの心的変化を、三浦先生ならきっと事細かに表現されるはずと思っていました。

それなので、グリフィスの口から『捧げる』ということばが出るまでの経時的な変化の少なさに、ワープし過ぎの感を拭(ぬぐ)えず、期待外れという感じがしました。

Sponserd Link

3.事実としてわかったこと

しかし、ベルセルクの知識が少しずつ増えていくに連れて、グリフィスの口から『捧げる』ということばが出るまでの経時的な変化の節が、実は、あったことがわかりました。

雑誌ヤングアニマルに【83話『神との対話 深淵の神②】として掲載されていました。

ですが、この第83話は、コミックでは割愛されています。

コミックでみられなかったこの第83話については、以下で示すサイトで見ることができます。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
『幻の83話 神との対話 深淵の神②』

グリフィスが転成するにあたっての心的変化が、一話分のボリュームで子細に描かかれています。

それを読んだとき僕は、「さすが三浦建太郎先生はすごい」と思いました。

4.幻の第83話について

それによれば、グリフィスが会話した神というのは、天地創造の神ではありませんでした。

人が持つ源形(イデア)、つまり、欲や願望や業(ごう)といった、人の精神世界のうねりによって生じた存在主でした。

そして、そのものは、人の心臓を想記させる異次元空間の主(ぬし)という形で述べられています。

なお、上記サイトでの文が、部分的に霞(かす)んで見えにくくなっています。

なので、以下にグリフィスと源形との会話を掲載しますので、参考にしてみてください。

Sponserd Link

5.グリフィスと源形との会話の内容

源形(イデア):見るがいいお前の周りを

ゴオオオ・・・という音

グリフィス:神・・・神だというのか?この巨大な・・・肉塊の様な

源形:お前が目にしているのは我一部 我核
この世界自体が私なのだ すべての人間の心の底に潜む 闇
魔の源形 それが神

グリフィス:これは・・・?

ドオオオオオオオオ・・・・・・

源形:念の海
人はすべて心の底に個を超えた
共有する意識領域を持っている
人の種としての全体意識
その暗黒面がこのうねりだ
このうねりの中より我は生まれた
この世界の自我として
凶暴で孤独な・・・
形容しきれない様々な負の念でここは満満(みちみち)ている
まさに人を人たらしめる意志だ

グリフィス:・・・確かに そうだ
これは オレの中にある 感じる
だがなぜだ?
なぜお前は生まれた? なぜ人は神という意思を生んだ

源形:人が 理由を求めたからだ

グリフィス:神・・・これが・・・

ゴオオオ・・・

人が・・・人が神を生み出したというのか? 人が望んだというのか?
こんなおぞましいものを ここは・・・ここは・・・まるで・・・地獄

源形:そう呼ぶ者もいる
地獄・・・
ここは幾重にも重なる 全体意識の一側面に過ぎない
だがお前は知っている ここがどれだけ人間らしい領域であるかを
人間という種の本質に従い 我は一人一人の運命を紡ぐ

グリフィス:・・・お前が、オレの運命の支配者だというのか・・・?
お前が すべてこうなる様仕組んだというのか!?

ドキュ

源形:苦しみの理由 悲しみの理由 生の理由 死の理由 なぜ人は苦痛に満ちた生を送るのか
なぜ人は不条理な死を迎えるのか 人知を超え流転する運命に人は理由を求めた

グリフィス:それが 神・・・

源形:そして我はそれを為す そう求められ存在する我は
運命を司(つかさどる)る

源形:お前という人間が生まれ出ずる血脈を造り上げた 歴史を操作し お前に相応(ふさわ)しい環境を造り上げた
お前がここへ至るべく定められた運命の一部だ。

源形:遙か遠き過去よりお前はここにあるべく定められていた
人の深層意識に働きかけ 血と血を交わらせ

お前が生をうける時代に向けて お前にとってのすべての出会いもまた
我はお前の心の底に潜むもの お前の一部
お前は種の意志である我の一部
お前の望みは我が望みでもある
お前の行い自体が
種としての人間に相応しいものになるだろう
たとえ それが人々の苦しみであっても救いであっても

グリフィス:・・・運命・・・オレの・・・ 神よ お前はオレに何を望む!?

源形:あるがままに あれ

グリフィス:・・・ならば 翼を

源形:望むままを 行え 選ばれしものよ

オオオオオオ

源形:持ち帰るがいい この内なる世界に満ちる念の力を お前の肉体である物質領域まで

オオオオオオオ

お前の相応しい形に変えて

ゴボオオオオ

“あるがままにあれ” ———-神の祝福におくられて 白い鷹は復活を果たした!?

以上は、グリフィスが転成前に居た繭の中での会話みたいです。

Sponsored Links

6.謎考察

以上のことばを全部パソコンで打ち込んだことで、僕は疑問点が氷塊した感じがしました。

つまり、

①今ここにある神として君臨する得たいの知れない異次元空間が、すべて人の思念によって導かれたものであり、それが神とも地獄とも捉えられる存在であること

②グリフィスの望みは、すべての人に共通する望みであること

をまずはグリフィスは理解したと判断しました。

さらに、グリフィスは、人間の尺度で図るならば、

良きこととされることも、

悪しきこととされることも、

我が望み通りのこととして行えば、それらが全ての人の望みにつながるものと理解したと判断しました。

人が持つ共通の思念から生み出されたこの神!?との会話をしたことで、その時がまさしく、グリフィスが、

『自分の思念は、人の思念の代表である。ならば、自己の思いを達成できれば、それが皆のためになる』

と悟ることができた、決定的な瞬間だったのではないでしょうか。

なので、グリフィスは、ガッツやキャスカたち鷹の団の団員達を降魔の儀において生贄に捧げる決心ができたのだと思います。

また、グリフィスは、蝕において、ガッツの前でキャスカを陵辱するのですが、それもまた随分だなぁと僕は思っていました。

ですが、先ほどの

『自分の思念は、人の思念の代表である。ならば、自己の思いを達成できれば、それが皆のためになる』

という考えに行き当たったなら、グリフィスにとってキャスカを犯すことはまた然りということになるのかなぁという感じもしました。

なお、グリフィスとキャスカとのまぐあいについての僕の別記事『ベルセルク アニメ 鬼才三浦建太郎氏が描く色っぽさ!』がありますので、よろしければ、そちらも読んで頂けると嬉しいです。また、ベルセルクは奥が深く、理解するのが困難なことばがたくさんあります。それらについては、僕の別記事『ベルセルクのベヘリット・ゴッドハンド・降魔の儀・蝕・使徒・生贄の烙印とは? 』がありますので、そちらも併せて読んで頂けるとさらに嬉しく思います。

Sponserd Link

7.まとめ

このように第83話「深淵の神②」は、ベルセルクにおける世界の極めて重要な内容であると思うのです。

ですが、それにも拘わらず、なぜコミックでは割愛されてしまったのでしょうか?

僕は不思議でなりませんでした。

三浦先生は完璧主義者です。

ですので、さらに完成度の高い内容にしたかったからでしょうか?

そして、第83話の内容は、今後どのような形で我々の前に現れ、反映されるようになるのでしょうか?

それらのことを今後のベルセルクの展開を含めて、さらに考察できればいいな思います。

なぜ、コミックでは割愛されたのかについての検証は、こちらでしています。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ベルセルク幻の第83話 時代検証で判った!これが本当の欠番理由!

僕の記事のうちの2番人気ですので、興味を持って下さる方が多いです。よろしければ読んで頂けると嬉しいです。

今日も僕のブログ”【そあかん】ベルセルク漫画アニメ映画まとめブログ”にご来訪頂きありがとうございました。

これからも頑張りますのでお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。

オススメ記事

1.ベルセルクえっ!これ本当にグリィフィスの顔!?拷問後の顔初公開

2.ベルセルクの原作の終わりを根拠に基づき予想する!

3.ベヘリットゴッドハンド降摩の儀蝕使徒生贄の烙印その他重要な言葉

4.【ベルセルク】キャスカが会いたい人は誰なのかを徹底考察!

5.【ベルセルク】キャスカが会いたい人は誰なのかを緊急告知!





Sponserd Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする