【ダイバ】
ガニシュカ大帝の右腕で大妖術使いのダイバ将軍について、あなたはどの位ご存じでしょうか?
私のイメージでは、ガニシュカ大帝亡き後は、杖をついたしょぼくれ爺さんというイメージを払拭できずにいました。
ですが、ファルコニアにおいて何とリッケルト御一行の一員として参画し、旅に出るという場面【コミック第38巻『逃飛翔』参照】からさすが大妖術使い、まだまだ捨てたものではないという思いに変わりました。
見た目ではよぼよぼの爺様ですが、今後どんな活躍をするのでしょうか?
そして、ガニシュカ大帝亡き後、浪人となっていた彼が、ガッツ御一行と今後どのような関わりを持つようになるのかが楽しみです。
ただ不安なのは、新しい一行ができたことで物語の展開が拡大し過ぎてしまい、いつになったらベルセルクは収束するのだろう?という気持ちにかられることです。
ベルセルクの第354話において、キャスカが覚醒しそうになったことで、次話へのもったいぶりが披露されたわけです。
キャスカの復活劇によって、さらにベルセルクの展開に拍車が掛かること大と考えますと、物語の終焉とは反対に大展開になってしまうのではないかと思ってしまいます。
ベルセルクファンとしては、やきもきした気分をいつになったら払拭できるのか?『三浦建太郎先生早くかたを付けてくださいよ!』と祈念するのは私だけでしょうか?
まぁ今の自分にできることといえば、ベルセルクファンに小さな疑義が生じることがないように小生の拙(つたな)い考察を続けるしかないわけです。
前回の記事投稿から随分とひにちが経ってしまいましたが、今日もまた張り切っていきたいと思います!
それでは参りましょう!
1.プロフィール
ベルセルクオフィシャルガイドブックによれば、ダイバは、推定身長165cm、推定体重44kg、年齢不詳、性別:男、髪の色:焦げ茶、瞳の色:赤茶色、武器:魔術となっています。
年齢に関しては、魔女フローラが1000年以上生きていたかもしれないということに鑑みれば1000歳は越えているのでは?という思いがします。
2.来歴
ダイバは元々、身なりも貧しい路上暮らしの聖者でした。
しかし、大妖術使いであるならば、妖術で敵を倒すことなどお茶の子さいさいなはずで、ガニシュカ大帝に合う前からどこぞの王の部下として召し替えられることで、何の不自由もない生活ができたであろうはずなのに、何故そうしなかったのか?という疑問がわきます。
ですが、ストーリー的に含みを持たすため、ダイバはガニシュカ大帝と出会うまでは、日の当たらない聖者とした方が物語の展開に期待が持てると、原作者の三浦先生は、お考えになられたのではないでしょうか。
ダイバは、外遊していたガニシュカ大帝にベルセルクを差し出します。
【ガニシュカ大帝にベヘリットを渡すダイバ】
そして、その後、ガニシュカ大帝の右腕として重用されるわけですが、それ以前の彼の素性や経歴については、原作では一切明らかにされていません。
ベヘリットについてどれだけの知識がダイバにあったのかも不明です。
けれど、同じ魔術師のフローラがベヘリットのことを知っていたことを考慮すれば、いずれも大魔術を行使できる者同士の共通点として、ベヘリットについてかなりの知識を二人が有していたであろうことは想像に難くありません。
ただし、ダイバの場合は、魔術の貢献からか複数の舞台を統括する権限がガニシュカ大帝から与えられ、ガニシュカ大帝に次ぐ権力者にまで上りつめます。
また、ベヘリットについて知識のあるダイバは、同じくベヘリットについての知識があるフローラや髑髏の騎士との接点も遠い過去においてあったかもしれません。
今後の物語において、その点について語られるか否かは不明です。
ですが、ストーリーの収束を考慮すると、限られた紙面でそのような話の展開をすることは無いと考えるのが普通ではないでしょうか?
いずれにしろ、ガニシュカ大帝の手に渡ったベヘリットの正体をダイバは知っていたとする方が物語の展開に含みを持たせられるので面白いと考えます。
ですので、その場合、ベヘリットの秘密を解き明かす上で、ダイバの話が回想録のような形で展開されると面白いと思うのですが如何でしょう?
3.性格および理念
このように、ダイバがベヘリットについての知識があったことを鑑みて考察しますと、普通の王様程度の権力者にダイバが仕えるのでは、ベヘリットの真の能力を行使できないということが考えられます。従いまして、使徒の中の使徒ともいえるガニシュカ大帝が、この世に出現するまで、ダイバは待機する必要があったのではないかと思うのです。
また、ダイバは、魔術や妖獣兵の研究に執心しています。その理由が、自らの知識を集約した大魔道帝国を創設するという野望実現のためであったためと考えれば、使徒の王ともいえるガニシュカ大帝の出現を待つことで、ガニシュカ大帝の野望の達成と、ガニシュカ大帝の協力を得ることで、ダイバ自身の目的が達成し易くなるという両者の利害が一致すると考えます。
であれば、ダイバ活躍の時期は、ガニシュカ大帝が現れる前にはなかったと考えるのが自然でしょう。
このように考えますと、ダイバは富や権力よりも魔道での大成を求める理想主義者といえるかもしれません。
但し、主であるガニシュカ大帝の突飛な行動には、さすがのダイバも手を持て余すことがあったようです【コミックス第33巻『死の霧』参照】。
【ダイバがガニシュカ大帝に手を焼いている状態を示す画像】
4.技能
魔道という言葉は同じでも、ダイバは、フローラやシールケ達の魔道と異なる体系の東方の魔術を探求しているようです【コミック第31巻『東方魔術』参照】。
【東方の魔術師ダイバ】
巨大な妖獣や強力な魔術を楽々と使えるところから、フローラ亡き後のダイバは、シールケ以上に魔術を使いこなせる世界最高峰の魔術師と言えるかも知れません。
【高度な魔術を駆使するダイバ】
5.ダイバの強さ(ガッツよりも強いか?)
結論からいうとガッツよりも強いのではないかと思います。
その理由は、狂戦士の甲冑の力を暴走させたガッツであっても炎の車輪を使役するシールケと、セルピコがいなければ、ダイバには勝てなかったかもしれないと思われる場面があったからです【コミック第31巻『爆炎』参照】。
よって、狂戦士の甲冑を身に付ければ、並の使徒など遙かに及ばぬほど強いガッツ以上にダイバが強ければ、ダイバは、並の使徒は勿論のこと、親分肌のゾッドやグルンベルド以上の強さを発揮するのではないかとも考えられます。
他神教では神とも呼ばれる位の存在主であるダイバですから強いのは当然といえば当然ですが。。。
6.まとめ
いかがでしたか?
今回は、『【ベルセルク】大妖術使いダイバ将軍について徹底追求してみた。』について紹介致しました。
今回の紹介で、ダイバについてもっと知りたい人や、初めてベルセルクを読もうとする人のためのダイバについての情報として、そこそこご理解頂けたのではないかと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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