

今回は”【ベルセルク】考察コミックス第8巻54話『果てしなき夜の始まり』の疑問感想”について述べたいと思います。
『父』と『息子』の二人の会話形式で成り立っているので、楽しんでください。
それでは本日も張り切って参りましょう。
なお、他の記事において、疑問感想を各回ごとに述べています。
以下のリンク先から一覧に戻ることが出来るので、お時間があればぜひご覧ください。
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ベルセルクの考察!謎を息子と共に解き明かす!
息子との会話による考察
キャスカがグリフィスの居場所を聞いて、探している場面があるでしょ? でもその後すぐに、ガッツが以前使用していた剣を抱えて、想いを馳せているように見える。このあたりの場面で、キャスカはグリフィスとガッツ、どちらのことを考えていたのかな?


恐らくだけど、どちらのことも考えていたと思うよ。人間ってのは複数の感情が入り乱れる生き物だから。やはり勝手な想像なのだけど……、キャスカはグリフィスを探しても見当たらなくて、でも心の行き場が欲しくて、だからガッツの剣を抱いていたんじゃないかな。他には何かある?
シャルロットとの情事の最中、グリフィスはガッツの言葉を思い出しているよね。「そう信じているんだろ?」と「じゃあな」の2つだったね


そうだね。恐らく「じゃあな」は、『第52話 旅立ちの朝』において、ガッツがグリフィスに決闘で戦った後の言葉だね。
うん。でも、「そう信じているんだろ」っていつの言葉なのかな? 直前の場面では見つからなかったのだけど。
たぶん、『第48話 血の墓標』に出てくるガッツのセリフだと思うよ。「……これが、お前の道につながる道なんだろ? そう信じているんだろ?」ってしっかりと言っているからね。グリフィスにとっては、ガッツのその言葉はとても印象に残ったということなのかもね。……他にはある?
グリフィスが後宮から出てきたばかりのところに、城壁(?)が見えるでしょ? そして、グリフィスはその城壁のすぐそばにいる。

うん。グリフィスがよじ登っている描写もあるね。それが?
その直後に、グリフィスはたくさんの衛兵たちに取り囲まれてしまうわけだけど……。このコマに移った時には、グリフィスのすぐそばに城壁はなくて、逆に全方位を衛兵たちに囲まれている。つまり、いつの間にかグリフィスは移動していることになる。

なるほど。コマの外に城壁がある可能性もなくはないけど、それでも、前方からやってきた衛兵たちに、次の瞬間に全方位を囲まれるのは不自然かもね。
瞬間移動したのかな? これは一体どういうことだと思う?
コマとコマの間――空白の時間に、グリフィスが少しだけ歩いていた、っていうのでは納得がいかないのかい?
武器を持っているたくさんの人たちがやってくるのに、(グリフィスは武器をもっていないのに、恐らく策もないのに)堂々と歩いていくかな?
確かにね。ここはもしかしたら少し辻褄があっていない可能性もある。……でも、あまり気にする必要のない部分かもしれないとも私は思うよ。大切なのは、あのグリフィスが捕らえられてしまうということだと思うから。そっちの方がすごく際立つから、小さな矛盾は目立たなくなる。漫画にはそういった力もあるのだと思う。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、”【ベルセルク】考察コミックス第9巻54話『果てしなき夜の始まり』の疑問感想”について紹介致しました。
今回の紹介で、ベルセルク第9巻をもう一度読み直そうとする人や、初めてベルセルクを読もうとする人のための情報として、そこそこご理解頂けたのではないかと思います。
今日も僕のブログ “【そあかん】ベルセルク漫画アニメ映画まとめブログ” にご来訪頂き本当にありがとうございます。これからも頑張りますので、お付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。
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