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三浦建太郎『ジャパン』はベルセルクより面白い!あらすじと感想

 

『ジャパン』は、未来の世界に放り込まれたヤクザ“屋島克二”とその仲間が挑むサバイバル読本です。けれど、読本といっても教科書的なものではありません。日本人難民で破天荒で型破りな克二が彼の仲間たちと繰り広げる冒険ファンタジーです。 

三浦建太郎先生といえば、その代表作ベルセルクで狂戦士ガッツの戦闘ぶりが注目されているわけですが、ジャパンでの注目するところは、克二の男気が読者を魅了してしまうことにあると思います。

 彼の仲間の中に女性レポーターの桂木由香がいます。克二は彼女に一目惚れし、スペインでレポートする由香のところにまで押し寄せる次第です。

最初は克二のことを毛嫌いして由香ですが、次第に克二に惚れていくという筋書きであり、何故にこんなに面白い漫画が続かないんだ?と非常に残念に思った次第です。

連載されればベルセルクを上回るほどの人気を博するのは請け合いだと思うのです。日本人の気質として、義侠心に溢れた男道には憧れる傾向にあると考えるからです。

 では早速、主な登場人物の紹介からいってみましょう。

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1.主な登場人物

1-1.屋島克二

本作品の主人公。後二年もすれば組長の目もあったと舎弟のアキラに言わせるほどに存在感のある人物。克二の属するヤクザの取材をしたときのレポーターであった桂木由香に一目惚れし、彼女の取材先であるスペインにまで押しかけるしまつ。しかし、その一方で、男気に溢れた人物であり、豪放磊落で憎めないタイプである。 

1-2.桂木由香

日本人で一番有名なレポーターであるがそのことを鼻に掛けることがなく勝ち気な面もあるが、純粋で相手の気持ちのわかる女性。組長の椅子を蹴って自分に好意を寄せる克二に一目惚れされる。未来の世界に送り込まれるまでは克二の求愛に辟易していたが、未来の世界で懸命に生きる克二に対して次第に好意を寄せるようになる。 

1-3.アキラ

克二の舎弟であり元暴走族。克二に惚れ込んでいるだけあり、アキラも男気に溢れたヤクザである。バルセロナで出会った高校生グループの一人である高峰葉子に好意を寄せる。 

1.4高峰葉子

バルセロナで出会った高校生グループの一人。アキラに好かれこれまでに居なかったタイプのアキラを好きになる。あらゆることに無関心を装うが、本当は寂しい人生を送ってきたのではないかと思われる。 

1.5バルセロナで出会った高校生グループ

高峰葉子を含むメンバーで葉子以外に井口満男、池沢博、丸山直人の三人がいる。いずれもプライドばかり高く一人では何もできないくせに、つるむと弱い者いじめをする傾向があった。だが克二に出会うことで、男気を知り、自らの意志で戦うようになる。

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2.あらすじ

ヤクザの取材レポーターである桂木由香に出逢った屋島克二は、彼女に一目惚れし追っ掛けとなります。組長の座を狙えるほどの実力がありながら、克二はそれをも蹴ってスペインはバルセロナの地にまでレポーターの由香を追って来る始末です。

 しかし、迷惑だといって克二の求愛を避けてきた由香でした。

 一方、取材にあたり同じバルセロナで出逢った日本の高校生グループとの考えのギャップの大きさに由香は戸惑います。

 彼らに対して由香は、紀元前数百年前に栄えたカルタゴが、バブルの日本に重なるという話をしますが、その話の途中で大きな地割れがするほどの大地震に見舞われます。

 由香を案じた克二は、彼女を助けるためにその場に向かうのですが、アキラ、由香および高校生グループのメンバーとともに、地の底に落下してしまいます。

 そこには、カルタゴの亡霊のような動かぬ兵士達が潜んでいました。

【カルダゴの兵士たち?】

さらに不気味な老婆と出会います。

【得体の知れない不気味な老婆】

老婆は、今の日本はカルタゴの再来であり、カルタゴと同様に滅亡すると予言し、その直後、克二たちは、未来の世界に送り込まれます。

 そこは、見渡す限り荒涼とした砂漠地帯であって、側にあった墓石に刻まれた2031年の文字から克二たちは自分たちの今いる場所が2031年以降の未来ではないかと察知します。

【2031年の文字が刻まれている墓石】

 呆然としていた克二たちのいる場所に偶然来た新国家ネオヨーロピアンの兵士に連れられて、克二たちは日本人難民キャンプに向かうのでした。

【ネオヨーロピアンの兵士たち】

 そのときに同行された老人から克二たちは現在の自分たちが置かれている状況を把握します。つまり、地球が大変動したこと、その原因を作った急先鋒がエコノミックアニマルといわれた日本人であること、日本国土が原発事故で住めなくなり、日本人は食料難民として世界中に散ったことなど、思いも知らなかった現実が自分たちの目の前に展開していることを知ります。

 現実を受け入れ難かった克二たちでしたが、日本人難民キャンプでの窮状を知り絶望に打ち拉(ひし)がれます。

日本人難民キャンプ

そして、そこに現れたネオヨーロピアンの兵士たちが克二たちに振る舞った信じがたい行為に対して立ち向かう克二たちでした。

けれど、同胞と信じていた日本人難民の克二たちへの対応は冷たく、彼らは克二たちにそこから立ち去ることを希求します。

同じ日本人として情けなくなった克二たちでしたが、自分たちが彼らから望まれていないと悟り、日本人難民キャンプを後にして、砂漠を当て所(あてど)なく進むのでした。

【砂漠を行く克二たち】

砂漠を行く克二たちを高みの見物よろしくネオヨーロピアンの兵士たちが後を着いて回ります。彼らの目的は、砂漠の中で力尽きた克二たちから由香と葉子を労無くして奪うことにありました。

 そこに現れネオヨーロピアンの兵士たちを襲撃したのが日本人たちでなる盗賊“砂の野族イエロー”でした。

盗賊“砂の野族イエロー”

助けてもらえると喜んだ克二たちでしたが、彼らの目的もやはり女2人でした。

 盗人にまで成り果てた野族に怒りを抑えきれない克二は、野族の首領と差しで戦うことになります。

結果は克二が勝って由香と葉子を守ることに成功します。そればかりか野族たちと仲間になるという期待していなかった副産物まで得ます。

そして、克二の意気に感じた彼らは、克二を首領とする“新生砂の野族イエロー(以下「イエロー」)”を結成します。

【新生砂の野族イエロー

そんな克二に対し、タイムスリップをする前は克二を拒んでいた由香の気持ちも揺らぎます。

ある夜、克二の前に裸になって自分を晒したのです。

しかし、克二は由香がまだ自分のことを本当に好きになったわけではないからと言って由香を拒みます。

克二の優しさに涙する由香でした。

【由香に優しい克二】

 そんなおり、克二たちは、ネオヨーロピアンの兵士により日本人の死刑囚が移送されてくる場面に遭遇します。キリストの感じがする彼はアズマといい、日本人難民最大キャンプのリーダーをしていました。

【引き回されるアズマ】

 アズマは、ネオヨーロピアンに難民への差別撤廃を訴えた人物でした。これを疎ましく思ったネオヨーロピアンのリーダーは、アズマを指名手配していたのです。

ですが、アズマの生き方を気に入った克二は、イエローの初仕事としてアズマ救出に向かい成功します。

ですが、その後、残念なことに克二たち主立った者は、身内の裏切りにあって公開処刑を受けるはめになります。

【公開処刑に会う克二たち】

しかし、日本人難民キャンプの誰一人として彼らを助けようとはしませんでした。

そんな中でも由香と高校生グループは蜂起し、正面に大きな火の束をあしらえた車両に乗って克二たちの救済に向かうのでした。

【克二たちを救おうとする仲間】

それが効奏し、克二たちの救出劇に成功します。そして、克二の存在がいつの間にか自分の中で大きく膨れ上がった由香を克二は片手で引き寄せます。遂に由香の気持ちを克二は掴んだのです。

【遂に由香の気持ちを掴んだ克二】

 よいことが続き、克二たちを見ていた日本人難民が克二を支持するようになります。そして、克二をリーダーとする新国家ジャパンの開幕が始まろうとしていたのです。

新国家ジャパンの開幕

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3.感想

作家源氏鶏太さんの『意気に感ず』という小説があり、そこで登場するサラリーマンが活躍する物語がかなり昔(1974年)に刊行されました。当時まだ中学生であった僕は夢中で読んだ覚えがあります。

昨今、思い出したように図書館で借りる手配をしたのですが、日本人のDNAの中にはこの意気に感ずるという部分が他の民族よりも強く存在しているのではないかと思います。

 そのためでしょうか?ベルセルクの中で、グリィフィスがガッツに言ったような名セリフにも僕は心酔し、ガッツとグリィフィスのような関係を持てる友人がいたら、どれだけ自分の人生が充実するだろうと思いました。

 そして、今回『ジャパン』を読んで、再び僕は三浦ワールドに夢中になったわけです。

このため、正直いってジャパンが一部だけで終了してしまうのは非常に惜しいと感じたわけです。

 主人公でヤクザの屋島克二の男気に僕は惚れてしまった感じがするのですが、彼の根底にある任侠道がどういう経緯で彼に備わっていったのか?彼の過去も知りたい気がしました。

 けれど、コミックスではその辺りのことは一切不明です。

物語は、克二が一目惚れした女性レポータの桂木由香の追っ掛けとして、彼が我々読者の前に現れるところから始まります。

 そこではやくざよろしく強面の克二が現れます。実力からすると組長にもなれた程ということですが、それを蹴ってまで由香にぞっこんになった彼を僕はある意味羨ましいと思った次第です。

 そんな克二のアプローチを最初は迷惑と感じていた由香でしたが、2031年以降の世界にタイムスリップした後は、克二の心意気に感銘し、次第に克二に惚れていくという展開が、克二たちとネオヨーロピアンの兵士たちとの戦いの狭間の中で丁寧に描かれています。

由香の気持ちが克二に傾注していくわけですが、ある夜、裸体となった由香が、克二の寝ているところに夜這いして現れる場面には驚きました。

 由香の克二への思いがあまりに急激に変化したと思ったからです。ですが、そんな由香に対する克二の取った行動は意外でした。

 ぞっこんであった由香に迫られることは嬉しいし、彼女を抱きたい気持ちは当たり前にあるにも拘わらず、克二は由香の行動を遮ります。

通常あり得ない状況の中に叩き込まれたために由香が混乱した故の突飛な行動だからであり、本心ではないからというのがその理由でした。

 けれど、本当に自分のことを由香が好きになってくれた暁には容赦なく抱くといった克二に対して、急速に傾注して行く由香の気持ちが手に取るようにわかりました。そして、そんなに一人の女性をとことん愛した克二の生き方に僕も傾注してしまったわけです。

 但し、克二の前に由香が裸体になって現れた場面には、いきなりワープした感を払拭することができなかったので少し残念な気がしました。

由香が、まだ本当に好きになっていない男性に抱かれることを望むような女性であって欲しくないという気持ちが僕の中で働いたからです。

 三浦先生の描く女性はどれもとても美しく、今回のヒロインである由香も大変丁寧で魅力的に描かれています。

ですが、その辺りの女性の機微というか、状況にほだされないで生きてきたそれまでの由香の心情をもう少しリアルに描いて欲しいという気がしました。

 以上のように考察しますと、このジャパンは、克二とその仲間たちで新国家ジャパンを樹立する物語であるといえると同時に克二と由香との恋愛物語ということもできるのではないかという気がします。

 ジャパンは、一部完結という感じがしますが、今後二部以上が出版された暁には、どのような展開がまっているのか想像するのが難しいです。

けれど、克二と由香との関係はハッピーエンドで終わって欲しいなと思いました。

  

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4.まとめ

いかがでしたか?

今回は、”三浦建太郎『ジャパン』はベルセルクより面白い!あらすじと感想”について紹介致しました。

今回の紹介で、『ジャパン』の情報として、そこそこご理解頂けたのではないかと思います。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

今日も僕のブログ【そあかん】ベルセルク漫画アニメ映画まとめブログにご来訪頂き本当にありがとうございます。

これからも頑張りますのでお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。

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