【かわいいイスマ】
主人公ガッツの想い人であるキャスカが、ベルセルクのヒロインであることに変わりないと思います。そして、準ヒロインとしては、「シールケ」と「ファルネーゼ」がいます。
ですが僕的には人魚と人間とのあいの子のイスマも好きです。
イスマが初めて登場するのは、コミックス第35巻『孤島』からです。
その人気は、ヒロインの「キャスカ」や準ヒロインの「シールケ」、「ファルネーゼ」に一歩及ばないかもしれません。
ですが、明るく健やかに成長しているイスマに好意を持っているイスマファンは少なくないのではないでしょうか。
今回は、まだ少女の身でありながらも正義漢にあふれ、人魚の母と人間の父との間に生を受けた明るくかわいいイスマの魅力について述べたいと思います。
1.プロフィール
イスマは、母親が人魚であることからいつ人魚になるかわからず、よって、この先もずっとガッツ一行の一員として一緒に歩んでいくことができないキャラではあります。
そのプロフィールは、例の如くベルセルクオフィシャルガイドブックによれば、次の通りです。
推定慎重152cm、推定体重44kg、推定年齢15歳、性別:女、髪の色:青、武器:無し
2.性格・理念
妖精パックのふるさとである妖精島へ向かうガッツご一行が、海路の途中で立ち寄った小さな島に一人住む少女イスマですが、明るすぎてアホな面も見られます。
ですが、根は正直でとても素直な少女であり、くったくがありません。
物心ついたころから人魚の母の記憶はなく、父も漁で亡くしていますが、持ち前の明るさで周囲を明るくします。
また、シールケとは年齢的にも近いですが、理知的なシールケとは真逆の性格であり、外界に憧れるお転婆娘です。
ですが、初対面の人にも笑顔を見せるなど明るい性格をしています。
どちらかというと内側に向いてしまうシールケとはその点においても違うといえます。
その屈託のない明るさが、イスマの最も魅力なところではないでしょうか。
また、人魚の娘ということで泳ぎが上手く、また一人で生きてきたためか、根力(ねじから)があるといえるでしょう。
なので、優しいフローラに大事に育てられたシールケや、幼少の頃から周囲からちやほやされて育ったファルネーゼに比べ、イスマには一人でも生きて行く力があるといえるのではないでしょうか。
彼女が屈託のない明るい性格であるのも、一人で生きていくためには必要な術であったかもしれないのです。
イスマは島民からつまはじきにされているということですが、それでもなお明るい性格であるのは、天性の性格プラスαの性格でなければ生きていくのが困難であったためかもしれません。
周囲から嫌われたらこども一人で生きて行くのは大変ですからそう考えるのが自然でしょう。
ですが、小さいころは島の悪ガキどもを泣かしてやったといっている位ですので【コミック第36巻『満月①』参照】、正義漢も強い少女であったということが伺われます。
その反面、その悪ガキどものことを心配するなど、快活な面がある一方で心根の優しい面もあります。
また、探究心が旺盛で、イスマは初めて出会ったイシドロに外界の話を迫ったりします。
孤島において生まれ育ったためでしょう、未知の世界のことには非常に興味や憧れがあるようです。
それは人魚と一緒になった父親が探究心や怖いもの知らずの性格であったためかもしれません。
ですが、シールケがいうように人魚は海の精であり、漁師たちにとって縁起の良いものであるわけです。それにも拘わらず、人魚の娘であるイスマが島民から避けられていたのは、海神との絡みがあったようです【コミック第35巻『禍海の者共(まがわだのものども)』参照】。
3.来歴
イスマは島民から村八分にされていたようですが、その理由はどうやら彼女の生い立ち、つまり既述したように母親が人魚にあったからのようです。
人間の父親と人魚の母親との間に生まれし子供と噂されていたそうです。
どのような出会いを父と母がして知り合い一緒になったのか、外伝にでも掲載されると面白いと思うのですが、キャラ的に薄く、実現は難しいでしょうね。
また、少女が一人で生計をたてていたのですから、その生活は決して楽なものであったわけはなく、また普段は、一人でいたときの方が多かったのではないかと容易に想像できます。
ですので、イスマが最初に知り合いになったガッツ御一行の一人であるイシドロにいろいろ話を聞きたがったのも、彼女が人恋しかったからかもしれません。
ですので、彼女が、孤島を離れて一時的ですがガッツ御一行に加わったのにも何らの躊躇がなかったのも頷けます。
4.技能
母親が人魚である以上、その特性や性格も当然イスマにもあると思っていたのですが、イスマが人魚としての能力を発揮できるのは、イスマが『真名』を唱えることが契機であったようです。
真名とは妖精や精霊が人には絶対に知らせてはならない名前のことをいうそうです【コミック第36巻『人魚①』参照】。
人魚に変身したイスマが真名を言おうとしたことに対して、妖精イバレラが注意する場面がその『人魚①』に掲載されているのですが、その理由というのが、真名を知られると知られた相手の支配を受けるからというものでした。
ググってみると真名は、
『真名は正体なわけですが、有名な英霊ほど正体から得意技や弱点を見抜かれやすいです。 例えば「佐々木小次郎」と名乗られれば「得意技は燕返し」と予測できます。 「アーサー王」と名乗られれば「剣はエクスカリバー」と警戒できます。 そのため真名を知られると戦いで不利になることが多いので、通常は(勝率を少しでも上げるため)真名を伏せて戦います。』
とありました。
イスマの真名は、船から落ちたイシドロ救助のために海に飛びこんだイスマに対して母親が教えた名前でした。
ですが、なぜもっと早くから母はイスマに真名を教えてあげなかったのでしょうか。そしたらイスマも寂しくはなかったろうに。
5.恋愛
女の子だから恋もしますと思いきや、異性には全くもって興味はなさそうです。
なので、男子のイシドロの前でもイスマは平気で裸になってしまうのですが【コミック第35巻『鳴る瀬ろの娘』参照】、これにはイシドロも鼻血ブーになってしまうほど驚きました。
【イシドロの前で裸でも平気でいるイスマ】
シールケがガッツに恋心を抱くのに対して、イスマは全く異性には興味がないところもシールケとイスマとの対照的な部分といえるのではないでしょうか。
このように男性に対して全く無防備なところもイスマのかわいいところかもしれません。
ですが、シールケやファルネーゼほど守ってあげたくなる気持ちにならないのは、イスマからはお転婆娘というイメージが強いからでしょうか?
6.まとめ
いかがでしたか?
今回は、『【ベルセルク】イスマかわいいについて徹底追求してみた。』について紹介致しました。
今回の紹介で、イスマについてもっと知りたいと人や、彼女の秘密について知りたい人のための情報として、そこそこご理解頂けたのではないかと思います。 ぜひ参考にしてみてくださいね。
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