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ベルセルクの矛盾 検討が先かスルーが先か極め付けはリッケルト!

今日は、『ベルセルクの矛盾 検討が先かスルーが先か極め付けはリッケルト!』について述べます。

Contradiction of Berserk

ベルセルクは奥が深く、ガッツと魔物との戦いにばかりに目が行ってしまう傾向にある人が少なからず居ると思います。

また、作者の三浦建太郎先生の遅筆や休載により、現在物語がどこまで進んだか忘れてしまう人もいるのではないでしょうか?

そのため、本屋の書籍コーナーで並べられていたベルセルクのコミックスのうち、一番新しい巻と思われる巻が他の巻と比べて少し奥に引き込んでいるのを見つけたら、その巻が最新巻と勝手に思いこんで購入し、家に帰ったら何とその最新刊と思っていた巻が既刊であって、自分の本棚にあったなどという笑えない現実に遭遇してしまった人も中にいたという話をベルセルク狭間のラジオでやっていました(笑)。

僕は、ベルセルクを読んだのが近年でした。なので、既刊の37巻をまとめて購入しましたので、上記のように同じ巻を重複して購入することはなく最新刊の38巻までを間違えずに購入することができました。但し、数巻を紛失してしまい、新しく買い直したという苦い経験をしています。

なお、先に述べましたように、早く先が読みたくて、伏線を認識しなかったり、なぜそのような場面があるのかなどの考察をせずに読んだりすることがありました。

また矛盾点もいくつかあったと思うのですが、とにかく先を読みたい気持ちが率先しており、気付かなかった部分がいくつかあったと思います。

ですが、ベルセルクのブログを立ち上げるにあたり、知識を得るために丁寧に全巻を読み直す必要があり、2回目以降は考えながら読むようにしました。すると一回目には気付かなかったいくつかの矛盾点に気付きました。

今回は、それらの疑問点について、題して『ベルセルクの矛盾検討が先かスルーが先か極め付けはリッケルト!』について述べたいと思います。

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1.ミッドランド南方のルミアス領の実質的領主ミュール・ウォーフレイムルミアス

まず、ミッドランド南方のルミアス領を治めるミッドランド貴族の一つであるルミアス家は、王宮に上がることも許されないほどの少領一族でした。

その実質的な領主ミュール・ウォーフレイムルミアスは、若くて、正義感が強く、王家への忠義でも、貴族としての面子でもなく、ただ領民を守るために戦いました。領地を占拠しようとするクシャーンに対し、自ら率先して戦いを挑むほどの勇敢な青年です。

そのミュール率いるルミアス軍とクシャーンとの戦いにおいて、ルミアス軍の援軍として現れたミッドランド抵抗軍新生鷹の団長のグリフィスに対し、ミュールが、援軍の御礼に面会を願い出たときのことです。ミュールは、グリフィスに対してわき上がって来る戸惑いのような感情や、自然とこみ上げる涙に自らを律することができず、自分でも驚きを隠せませんでした。

そして、その後に彼がグリフィスに対して取った行動は、出会ったばかりのグリフィスに対し、剣士にとって命よりも重い自らの剣をグリフィスに捧げるというものでした。

出会ったばかりでたった一言いい交わしただけの相手に対し、ミュールは、心の奥底から沸いた『これは運命だ』という逃れられぬ強い声を聞きます。

また、これから自分が目の当たりにする戦は、神話と呼ばれるほどの領域での聖戦であると直感します。そして、その時点で、ミュールは、迷うことなくグリフィスに盲従するという選択をします。

それほどまでにミュールのグリフィスとの出会いは、彼にとってショッキングなことでした(コミックス第23巻『光と闇の翼』をご覧ください。)。

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2.法王猊下

このように感じたのは、もちろんミュールだけではありません。

ミッドランドやチューダーなどで広く信じられている一神教の最高首長である法王猊下にあっても同じでした。

法王猊下は、夢にて天啓が下されたと感じます。そして、病態であったにも拘わらず、自らグリフィスに逢いに赴きます。

そればかりか、衆目の門前において、仏教の礼法の一つであり、尊者の前にひれ伏し、地に頭を付け、足元を拝する最敬礼にあたる頂礼(ちょうらい)をします。

法王猊下が頂礼を行う相手は神以外にないので、誰もがグリフィスを神と崇(あがめ)め奉(たてまつ)るまでになります。

そして、法王猊下は、衆目の前でグリフィスこそ我らの救いの御手(みて)とまで言わしめます(コミックス第32巻『英雄』をご覧ください。)。

3.ガニシュカ大帝

さらには、使徒最強とも思えるクシャーン帝国の強帝ガニシュカ大帝でさえも、グリフィスに初めて逢ったときに、『我ら転生者の主にして絶対者 触れ得ざる者』といわせしめ、ガニシュカ大帝は、興奮のために手の震えが起きたことを認めています。そればかりか、グリフィスの声を『何と心地良い涼やかな声』と驚嘆しています(コミックス第32巻『裂ける戦場』をご覧ください。)。

さらには、グリフィスのことを『この者を前にしただけですべてが満ち足り同時にすべてが飢え渇くこの感覚は・・・・・・』という言葉を述べています(コミックス第32巻『英雄』をご覧ください。)。

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4.民衆

そして、何よりもグリフィスは、多くの民衆に黒雲を裂いて現れる輝く翼の光の鷹の夢を見させています。

多くの人はただただ驚き、あえて正視する者すらいない状態をグリフィスはやってのけたのです。

まさしく、伊藤博文による、高杉晋作のお墓に刻まれた有名な文章『衆目駭然(しゅうもくがいぜん)、敢て正視する者なし』の状態、つまり多くの人はただただ驚き、あえて正視する者すらいない状態でした。

5.上記についての疑問点

ですが、ガッツやその一行及び髑髏の騎士には何故に、他の者達が感じたそのような心の震えの声や夢を見ることができなかったのでしょうか?

僕は納得がいきませんでした。

烙印が刻まれているガッツ及びキャスカには、魔女フローラやシールケによる魔除けが烙印の上を覆って封印してあったからでしょうか?

そして、ファルネーゼ、セルピコおよびイシドロは、精霊の加護を授かりし魔法の武具である魔法の呪物(じゅぶつ)をシールケから授かっていたからでしょうか?(コミックス第24巻『魔石』をご覧ください。)

さらに、髑髏の騎士にあっては、数多の使徒と関わるベヘリットを食べてできた剣があるからでしょうか。

なお、シールケが、武具の一つであって、多分銀からできている斧をガッツに渡そうとしましたが断られます。

このときシールケは、ガッツが背負ったドラゴンころしを見て、『・・あれは?』といっています。

無数の使徒や使徒擬(もど)きを殺戮したドラゴンころしに魔法の呪物以上の霊力が備わっているのを見抜いたのかもしれません。

使徒の王である強帝ガニシュカ以上の抵抗力がガッツ達に備わったとでもいうのでしょうか???

いずれにしろ、何故、転生者の主にしてかつ絶対者であるグリフィスを前にしても、ガッツ達がグリィフィスに対して畏敬の念を持たないのか疑問に感じました。

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6.極めつけはリッケルト

リッケルトは、魔の祭典である蝕のときに鷹の団の団員たちと離れた場所に居たため、死んだ鷹の団の仲間達と一緒に戦って死ねませんでした。このためリッケルトは、自分だけ生き残ったことに悔恨の念を持っています。

このため、団員達のため一人ずつに剣を作り、それを墓標として、師匠である天才火事屋ゴドーの家の近くで祀っていました。

そして、その場所で、受肉により新生したグリフィスとガッツとが対面することになるのですが、リッケルトは、グリフィスを前にして何ら煌煌たるものを感じてはいませんでした(コミックス第22巻『剣の丘の再開』をご覧ください。)。

そして、なんと、古の時代ウィンダムの地中深くに没したとされる鷹の都(ファルコニア)において、リッケルトは、グリフィスに接見したときに、グリフィスを衆目の前で平手打ちにしました。まさに『衆目駭然(しゅうもくがいぜん)、敢えて正視する者なし』の状態でした。絶対者に対して、こんなことができる普通の人はあり得ないわけです。

リッケルトには、魔法の印も無ければ魔法の呪物もありません。ですので、普通の人であるリッケルトが、新生グリフィスの神々しさに圧倒されて、ミュールのようにこころの涙を流し、グリフィスに対して盲従するようになったとしても不思議ではないという気がしてなりません。

それなのに、リッケルトには、他の人がグリフィスに対して感じたような神々しさをグリフィスから感じることはありませんでした。よって、この点が全く矛盾していると思います。

7.ガッツの大やけど

一方、ガッツは、使徒最強ともいえるクシャーン帝国の大帝ガニシュカとの対戦で、ガニシュカ大帝より雷光を2度も浴びる全身大やけどをしました。人である以上皮膚呼吸ができなければ死んでしまいます。けれど、全身大やけどのガッツが生きているのはなぜでしょうか(コミックス第31、32巻をご覧ください。)。

確かに漫画ですからといえばそれまでですが、もう少し現実味があってもよいのではないかというのが僕の感想です。

今回の検証では、不明瞭な箇所をピックアップするだけで終わってしまいました。

なぜそうなのかの理由を検証するための材料がなかったことが原因ですが、自分で納得できる真実を突き止めることができず残念に思います。

ですが、今後も注意してわかった箇所は随時更新していけたらよいと思っています。

なお、不明瞭な箇所はありましたが、ベルセルクがつまらないというわけでは勿論決してなく、相変わらず僕はベルセルクの大ファンです。

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8.まとめ

いかがでしたか?

今回は「ベルセルクの矛盾 検討が先かスルーが先か極め付けはリッケルト!」について述べました。

ベルセルクの矛盾については、読者が検討するのが先か?それともスルーして気にせずに先を読むのが懸命か?についてですが、僕は前者の立場です。というのもわからなかったことが自分で理解し納得いけば、より深くベルセルクを堪能できると思うからです。

けれど、今回の矛盾については、それらを解消する術を見つけることができず、歯がゆい感じを覚えました。

今後の物語の展開で、それらが明らかになることを期待したいと思います。

しかし、上記矛盾点と思われる箇所についてですは、気付かなければ気付かなくても十分にベルセルクを堪能することはできます。

また、矛盾点に気付き、それがなぜかを自分なりに解釈できれば、さらに面白いと思います。

けれど、個人的には、それらの矛盾点を解消するだけの直接の材料が無くても伏線でいいから欲しかったという気がしています。

今日も僕のブログ”【そあかん】ベルセルク漫画アニメ映画まとめブログ”にご来訪頂きありがとうございました。

これからも頑張りますのでお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。

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