今回の38巻についての掲示板を見ると少なからずリッケルトがグリフィスの頬をはたく場面をいいということを強調し、新しいキーマンが出現したことを喜んでいる内容のものが多かったように感じました。
僕も同じような思いを持ちました。
ですが、僕が一番興味を惹いたのは、旅集団がガッツたち一行以外に、リッケルト率いる別の一行が存在するようになったということです。
リッケルトがファルコニアから旅立つにあたって同行するものの中には、エリカの他に、暗殺集団バーキラカ一族首領のシラットやその側近のターパサ、ヒゲじィこと妖術使いのダイバ将軍が含まれています。
これら三者に共通することは何であるかを、ヒゲじィのことばを借りていうと、
新しき世に身の置き場のないつむじ曲がりの者
ということになります。
リッケルトとシラットたちとの関係といえば、リッケルトがグリフィスのことを詳しく話すことを条件として、傭兵としてシラットたちがリッケルトとエリカを助けるという関係があるので利害が一致すると思います。
ですが、シラットたちとヒゲじィとの関係にはどういった利害関係があるのでしょうか。
そのような三角関係でこれから先の旅を三者が納得する形で持続できるのでしょうか?
また、ガッツたち一行は、妖精パックの故郷である妖精郷、エルフヘルムにやっとの思いで着きます。
ですが、到着してすぐに案山子(かかし)の魔物スケアクロウの襲撃を受けます。
ガッツのことを黒い剣士という位ですから、闇夜の中で戦わない剣士には何の魅力もないことになります。
なので、どこに行ってもガッツは死闘を繰り広げることは誰もが容易に想像することです。
それに、ガッツが戦う場面が無くなったら誰もベルセルクを買うことをしなくなる。
そうなれば白泉社としては大変なことになるわけです。
しかし、キャスカが元の剣士キャスカに戻らなかったとしたらキャスカの身を案じて、妖精郷からキャスカを移すということは今後考えにくくなる。
でもその理想郷というか妖精郷にガッツがいつまでもいたら戦わないガッツは黒い剣士ではなくなってしまう。
そして、新しくできたリッケルトたち一行が、今後、ガッツたち一行やグリフィスに対して、
どういう影響を及ぼす展開が始まるのかいろいろな疑問がわいてくるのです。
それに、イスマの人魚の母が言ったように、妖精郷では外界との時の流れが違うため、人間が妖精郷に一端入ると、その人間が人間界に戻った時には数十年の時の差がでてしまうという件を読んで、これではまるで浦島太郎ではあるまいかと思ってしまいました。
そうなると、ガッツたち一行とリッケルトたち一行とグリフィスとは、一体、いつ、どこで、どうやって対面するのか?
三浦建太郎氏はどうやって、三者を今後の展開で結びつかせるつもりであろうか?とか、
いくつかの疑問を僕は持ってしまいました。
このように考えると、本当にベルセルクがいつ終結するのか僕なんかには検討がつきません。
ベルセルクは死闘の物語であり、主人公のガッツと準主人公のグリフィスとが最終的には戦って、グリフィスが負けることで幕が閉じられるであろうことは容易に想像できるのだけれど、
そこまでどんなふうにして話が展開されるのか?
ガッツもベフェリットを持っているので、転生したりすることがあるのか?など、いくつかの疑問が頭をよぎります。
ただ、天才三浦建太郎先生の頭のなかで考えることは、我々凡人には計り知れないところがあると思いますので、 今後のベルセルクの展開がどのようになっていくのかを楽しみにしているばかりです。
なお、運良く僕は、ベルセルクの先行上映会に抽選であたったので、7月2日に東京は有楽町へ言って来ます。
その時の内容及び感想については後ほどアップしますので、読んで頂けると嬉しいです。
ただこのとき上映されるのは1話と2話であり、1話にあっては、7月1日にwowowで先に放送されてしまいます。
なので、先行上映をする前に第1話を放送してしまったのは何故なのかも訊いてこようと思います。
今日も僕のブログ”【そあかん】ベルセルク漫画アニメ映画まとめブログ”にご来訪頂きありがとうございました。
これからも頑張りますのでお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
オススメ記事
1.ベルセルクえっ!これ本当にグリフィスの顔!?拷問後の顔初公開
3.ベヘリットゴッドハンド降摩の儀蝕使徒生贄の烙印その他重要な言葉
4.【ベルセルク】キャスカが会いたい人は誰なのかを徹底考察!
5.【ベルセルク】キャスカが会いたい人は誰なのかを緊急告知!
6.ベルセルク漫画最新話(352話)ネタバレ感想!あらすじや伏線を分かりやすく解説