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グリフィスの受肉、卵の使徒、幼魔及び月下の黒髪の少年の謎って何?

Shadow child (Yuka)
(幼魔の画像)

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1.グリィフィスの受肉

まず、受肉についてですが、受肉を辞書で引くと

『神が人の形をとって現れること。キリスト教では、神の子キリストがイエスという人間性をとって、この地上に生まれたこと。』

となっています(コトバンクデジタル大辞泉参照)。

僕は『人間性』の意味が判らなかったので、これを辞書で引いたら、”人間らしさ”つまり”人間未”ということになるわけです。

その使用例としては、『人間性を疑う』などと使われます。

これで合点(がてん)がいったので話を進めていきます。

受肉について話を進めると、キリストは神の子ですから本来は肉体を持ちません。

そのキリストが現世(うつよ)に現れて、その使命を果たすためには、人としての肉体を持つ必要があるわけです。

そのために、神の子キリストは、イエスという肉体を用いたというわけです【「これらのことを書いたのは、あなたがたがイエスは神の子キリストであると信じるためであり、また、そう信じて、イエスの名によって命を得るためである」(「ヨハネ伝福音書」20章31)参照】。

僕はイエスキリストというのは、恥ずかしながらイエスがファーストネームで、キリストがセカンドネームだとばかり思っていたのですが、イエスという人間に神の子キリストが宿ったわけですね。

少し受肉の話から脱線しましたが、要するに、受肉とは、霊体で肉体を持たないものが、現世(うつよ)にある肉体を介して現れることでいいと思います。

でも、キリストを身籠もったマリア様は処女だったのにどうして身籠もれるのという疑問は残ったままです。

一部報じられている卵の使徒を介して、グリフィスことフェムトが受肉するというのは間違いです。

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2.卵の使徒

卵の使徒は、自らを生贄にして、この夜に自分の理想とする完璧な世界が出現することを望んだのであって【 第20巻第4節 断罪篇 生誕祭の章「底の底の知られぬ者」および同第5節「脅えし者」参照】、フェムトが、その受肉において、卵の使徒を器にして現世にグリィフィスとして出現したのではありません。

卵の使徒は、フェムト転生のための生贄です。

Griffith's incarnation Other Berserk's mystery
(グリフィス受肉において器となったのが幼魔であることを示す画像)

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3.幼魔

グリフィスの受肉において器となったのは、ガッツキャスカの子供である幼魔のことです。

このことは、ベルセルク第22巻の『獣剣士対黒い剣士』の節で、グリフィスが幼魔のことを『オレの器となり融け合ったあの赤子の想いか』というセリフより明らかです。

なお、完璧なる世界の卵(卵の使徒)については、僕の別記事ベルセルク 完璧な世界の卵の『生贄』ってとどのつまり何だったの?に詳しくし述べてありますので、こちらも読んで頂けると嬉しいです。人気記事ですので、きっと後悔させません!

この幼魔、断罪の塔で卵の使徒に飲み込まれて以来現れていません。これは幼魔がグリィフィスの受肉において器になったためですから当然と言えば当然でしょう。

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4.黒髪の少年

代わりに現れるようになったのが、黒髪の少年であり、満月の夜に幾度かガッツたちの前に出現しています。

ガッツとキャスカは鷹の団時代に一度結ばれています。

なかなかのエロッポイシーンで、これは有名ですから見てない方は見る価値があると思いますね【コミック第9巻『傷①、②』参照】。

個人的にはもっとグロテスクな感じがしてもいいと思いますが。。。

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5.謎

ガッツとキャスカがしたエッチは一度だけでしたが、この時にキャスカが妊娠したか否かは原作ではわかりません。

しかし、その可能性は濃厚です。

理由は、グリフィスとキャスカの間に子供はいるのかを考えれば判ると思います。

これはないでしょう。

また、それ以外の登場人物とキャスカがまぐ合うことは皆無でしょう。

グリフィスは自分の夢を叶えることにしか主眼がなく、そのための駒としてしかキャスカを見ていなかったと考えられるからです。

駒としての扱いというのはガッツに対しても言えたと思います。

その理由は、ガッツが鷹の団を旅立つときにグリフィスがガッツと対峙したとき、ガッツの強さをグリィフィスが体全体で感じ、二人の力は拮抗しており、グリフィスは、もしかしたらガッツを殺してしまうかもしれないと思うのですが、『それでも構わない』とはっきりと述べていることから明らかです【コミック第8巻『旅立ちの朝(3)』参照】。

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ガッツのことを真の友であると認めていたグリフィスでしたが、そのガッツのことでさえ、自分の夢実現のためには、殺しても構わないと言った位です。

なので、グリィフィスがガッツでさえこのように考えていた以上、キャスカのことをグリィフィスが想っているとは思えません。

キャスカのことを精の吐け口としていたというのなら二人の間に子供ができたとしても不思議ではありませんが、グリフィスは、キャスカのことを千人隊長として重宝していたものの、恋愛対象やセックスの相手とはみていなかった。そのように考えるのが普通でしょう。

キャスカはグリフィスの女にも剣にもなれなかったわけで、悲壮感で一杯になっていましたしね【ベルセルク第9巻『告白』参照】。

キャスカは、『蝕』においてグリフィスがフェムトに転生した後でフェムトに犯されます【ベルセルク第13巻第6節『誕生』及び第7節『右目の残照』参照】。このシーンは、蝕で有名なシーンです

なお、蝕については、僕の別記事『ベルセルク 比べて判ったこの違い!降魔の儀?蝕?他にも色々!』『ベルセルクのベヘリット・ゴッドハンド・降魔の儀・蝕・使徒・生贄の烙印とは?』も述べてますので、そちらも見ていただけると嬉しいです。いずれも人気記事ですので、読んで頂いて決して後悔はさせません!

この時にフェムトの精液が、キャスカの体内にいた胎児に照射されることで、その子に魔をもたらすことになり、ガッツとキャスカの子は、魔の子供になって二人の前に現れるというわけです。これが幼魔です。

このことは、髑髏の騎士のセリフ『生まれながらに魔の性を受けた呪われし子』から明らかです【ベルセルク 第14巻 第1節 幼魔参照】。

魔と人間との間の子ということで異形の存在です。

ガッツとキャスカが結ばれた時、子供を授かっていた。しかし、それが蝕の時、キャスカがフェムトに犯されたため、フェムトの射精によって、その授かっていた子供に魔の要素が入り込んだ結果、誕生したのが幼魔というわけです。

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その後、断罪の塔で蝕が模され、新たな世界の卵となった使徒が幼魔を体内に含んだ後で、新たな世界が孵化つまりフェムトが誕生します。そのときにグリフィスが、幼魔を器にして受肉するわけです。

なお、卵の使徒が幼魔を飲み込んだのは何か意図していたからと考えるのは少し早計であり、単なる偶然と僕は考えます。では、卵の使徒が幼魔を飲み込んでいなかったら、グリィフィスは幼魔を受肉のための器にできたのかという疑問は残りますが。。。

幼魔には生贄の烙印がありません。あるのは卵の使徒です。卵の使徒の舌に生贄の烙印がある画像を次に示します。

(卵の使徒の舌に生贄の烙印があることを示す画像)

その後、幼魔が出現することがなくなり、代わりに美しい姿の黒髪の少年がガッツとキャスカの前に現れるようになります。

それが月下の黒髪の少年(以下「黒髪の少年」)というのがもっぱらの噂です。


(月下に出現する黒髪の少年)

黒髪の少年がかっての幼魔であって、この幼魔の”魔が剥がれ”て出現するようになったのが黒髪の少年ということが言われています。ですが憶測であり、推測ではありません。明確な根拠がないからです。

しかし、幼魔も黒髪の少年も満月のときに現れ、キャスカやガッツを魔物から助けたり、なついたりします。

つまり、度々、両親かもしれないガッツとキャスカの危機を救うという親孝行の子供といえば、そういえるかもしれない存在です。このことが黒髪の少年がかっての幼魔といわれる所以(ゆえん)だと思います。

先に述べた『魔が剥がれ』・・・この辺の説明がなんとももどかしい。

しかし、黒髪の少年は、純粋無垢さを感じさせる少年で禍々(まがまが)しさがない、つまり幼魔のような不吉な感じがないため『魔が剥がれ』たという印象です。

現在のグリフィスの元となったのは幼魔で、幼魔は禍々しさの取れた魔力を持った黒髪の少年として現世に存在するようになり、超常の力を身につけて、ガッツとキャスカを守っているというのが自然な解釈という印象がします。

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6.まとめ

いかがでしたか?今回は、「グリフィスの受肉、卵の使徒、幼魔及び月下の黒髪の少年の謎って何?」についてご紹介しました。

これで、それらについては少し疑問や矛楯が解消したのではないでしようか。

原作の根拠に基づいて述べれば、巷(ちまた)でいわれていることが実はいい加減であることがわかります。

例えば、本文でも述べましたように、卵の使徒が器となってフェムトがグリフィスに受肉したのではないことは、原作を注視することでわかるからです。

今日も僕のブログ”【そあかん】ベルセルク漫画アニメ映画まとめブログ”にご来訪頂きありがとうございました。

これからも頑張りますのでお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。

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コメント

  1. shokupan より:

    結論から言えばこの記事を読んで後悔しました。

    ①キリストとは神の子と言う意味ではありません。キリスト→救世主 です。
    ②卵は生贄とはなりえません。単純に雛鳥が卵から孵化したと捉えて良いと思います。
    イースターと同じ様な感じの卵ではないでしょうか?
    あの場面での生贄はむしろ塔に群がる群衆ではないでしょうか?
    ③グリフィスは確かにキャスカを駒としか思っていませんでしたが、ガッツには明らかに駒ではありませんでした。最初は駒のつもりだったのだが、ガッツの時は度々感情的に動いてましたよね?きっと最後に2人が剣を交えた時も同じ様に感情的になっていたと思われます。出なければあの様な落胆や、突発的な行動で牢獄されないはずです。駒を失うだけなら2人共剣を交えないで黙って行かせると思いますよ?
    ④赤子はガッツの子供と見て間違いないでしょう。そこにフェムトが受肉して赤子は魔に取り憑かれあの様な容姿になった後、早産ですね、明らかに超早産。母乳の代わりに血を吸ってますし。
    で、うんちゃらかんちゃらでグリフィス2度目の転生。
    一つ不確定なのがあの黒髮の子が本当にガッツとキャスカの子供なのか?です。
    受肉して転生したと言う事は肉体はグリフィスになり肉体は分離しないはず。
    幽体であるならば魔導師は別として他の一般人に見えるのは辻褄が合わない。
    多分それでもガッツとキャスカの子供だとは思いますがその辺りは作者が上手く辻褄が合わせするのでしょう。

    • soakan より:

      shokupan様
      貴重なご意見として拝読しました。
      これからもご意見頂けると嬉しいです。
      ありがとうございます。

  2. 宮下友恵 より:

    とても面白い記事でした!
    よく理解できていなかったのでためになります
    これからも頑張ってください

    • soakan より:

      宮下友恵様
      そあかんです
      お褒め頂き光栄です。
      励みになります。
      頑張りますのでまたコメント頂けると嬉しいです。
      ありがとうございました。