ベルセルクについての記事はサイトマップからどうぞ

ベルセルク グリフィス蝕 『げる』 の本心はここにあった!?

今日はグリィフィスの心的変化の謎つまり、「ベルセルク グリフィス蝕 『げる』 の本心はここにあった!?」を探っていこうと思います。

僕は基本的にグリフィスのことをあまり好きではありません。

その一番の理由は、僕の別の記事【ベルセルク グリフィスをあなたが本当に嫌いな理由はこれ! 】でも述べたように、ガッツが鷹の団を離れようとしたとき、グリフィスは、決死の覚悟でガッツを引き留めようとします。そして、最悪の場合、グリフィスは、ガッツが死んでもかまわないと思ったという件(くだり)を読んでからです。

しかし、その後、ベルセルクコミックの第7巻を再読する機会があり、キャスカのグリフィスの回想についての節である『キャスカ(3)』を読み進めていくうちに、何かしらグリフィスに対する僕の考えが、少し違ってきたように思えて来ました。

なので、今日は、『ベルセルク グリフィス蝕 『げる』 の本心はここにあった!?』と題して、グリフィスが蝕を受けた時にグリフィスが発した『・・・げる』について、その本心に少しでも迫ることができればと思い記事を書いた次第です。

Sponserd Link


1.キャスカがガッツに述べたグリフィスについての回想録

ベルセルクコミック第7巻の『キャスカ(3)』の節で、キャスカは、ガッツに対し、グリフィスについての回想録を次のように述べています。

最初の場面は、戦場で片足がもげ、手あかで汚れた騎士のおもちゃを荷袋に入れて戦死した、グリフィスのことを慕う少年兵を見てのグリフィスのキャスカとピピンに投げかけたときのセリフです。

【グリフィス】
『・・・こいつは』
『幸せだったろうか・・・?』
『夢の途中で・・・』
『夢を魅(み)ながら逝(ゆ)けたのだろうか?』
『それとも・・・』
『死は夢の終わり・・・』
『”絶望”だったのか・・・?』
『この子を殺したのは・・・・』
『オレの夢なのかもしれない』

————————–以下、キャスカのガッツに対するセリフ———-

【キャスカ】
『かける言葉が・・・』
『見つからなかった・・・・・・』
『あんなグリフィスを私は見たことがなかった』
『あのグリフィスが・・・・・』
『あんなに肩を落として・・・・』
『でも・・・その時からさ グリフィスが少しずつ違って見え始めたのは・・・』

—–以下、ゲノン閣下とグリフィスとの情事についてのキャスカの回想をキャスカがガッツに話した後のガッツのセリフ—–

【ガッツ】
『・・・・・・・・』
『お』
『おい・・・!!』
『冗談だろ!? あのプライドの塊みたいな奴が・・・・!?』

———————————————————以下、夜眠れなかったキャスカが、川辺りをうろつていたときに川の中で水浴していたグリフィスを見つけキャスカに声をかけるグリィフィスのセリフ—————————————————————

【グリフィス】
『一緒にどうだい?』
『気持ちいいぞ』

——————————————–以下とまどうキャスカに対するグリィフィスのセリフ————————————–

【グリフィス】
『・・・・汚らわしい・・・・・』
『・・・か?』

————以下、ゲノン閣下のことを軍議か何かで一緒にいたのかとグリィフィスに問うキャスカに対するグリィフィスのセリフ——–

【グリフィス】
『いいや』
『勘違いじゃない』

——————————-以下、理由を問うキャスカに対するグリィフィスのセリフ—————————————–

【グリフィス】
『金だよ』
『軍隊というものは、ただそれだけでも金を喰う』
『人・馬・装備・食料 どれもただじゃない』
『ましてや鷹の団はこれからまだまだ大きくなる・・・・・大きくしなければならない』
『そのためにも必要なのさ莫大な・・・軍資金が』
『あの老人はどうやらこのオレがお気に召した様だし・・・・』
『オレは彼の財産に興味があった』
『利害が一致したってことさ』・・・・・・・

『戦場に出るということは』
『それだけ多くの部下を失うということだ』

——-以下、死んだ少年のことで悩んだ結果がゲノン閣下との情事であったのかと問うキャスカに対するグリィフィスのセリフ——

【グリフィス】
『違うよ』
『オレは合理的に考えたまでさ』
『10回戦場に出て数百人の部下を失うことと老人一人たらし込むのと・・・どちらのリスクが少ないか』
『オレはね』
『キャスカ』
『オレの采配で命を落とした仲間達に何ら責任を感じてはいないよ・・・』
『なぜなら・・・・』
『それはあいつらが自分自身で選んだ戦いなのだろうから』
『このオレがそうである様にね』

———–以下、そういいながら両手で自分を抱え込むようにして自らの上腕部を血が滴り落ちるほどに爪で引き裂くグリフィスのセリフ————

【グリフィス】
『・・・でももし』
『あいつらのために・・・・・』
『死者たちのために・・・・』
『オレに何かしてやれることがあるとしたら』
『それは』
『勝つこと』
『あいつらが・・・命を懸けてまでしがみついたオレの夢を成し遂げるために』
『勝ち続けることだ』
『オレの夢は仲間(あいつら)の屍の上に立つことでしか実現はできない』
『しょせん血塗られた夢だ』
『そのことで後悔や後ろめたさは無い』
『だが』
『だが・・・何百何千の命を懸けながら自分だけは汚れずにいられるほど・・・・』
『それほど・・・・オレの欲しいものはたやすく手に入るものではないんだ』

————————–以下、川の中に佇(たたず)むグリフィスの元に駆け寄り、後ろからグリフィスを抱きしめるキャスカのセリフ———————

【キャスカ】
『・・・・・・』
『やめて・・・・』
『もうやめて・・・・』

————以下、キャスカに振り返りいつものグリフィスにもどったグリフィスをキャスカがカッツに対して回想したときのセリフ—————-

【キャスカ】
『人が子供の他愛も無い憧れとしてとうの昔に捨ててしまったことを』
『グリフィスは実現すべき夢として持ち続けている』

———————————-黙って聞くガッツ—————————-

【キャスカ】
『・・・でも』
『選んだ夢が純粋で途方も無く大きいだけ・・・・』
『強い人間(ひと)・・・』
『その一言で片付けてしまうのは簡単だ・・・・』
『でも』
『大きなものを手にしようとするものは』
『それだけ人より多く何かに堪えているのだと思う』
『強かったんじゃない・・・』
『グリフィスは強くなければならないんだ』
『・・・・・』
『・・・私はあの人の・・・』
『隣にいたい』
『あの人が自分の夢にすべてを捧げるなら・・・』
『あの人の夢が戦い切り開いて行くものなら』
『私はあの人の剣になりたい』

Sponserd Link


2.回想録のまとめ

つまり、ゲノン閣下との情事があってから、グリフィスが少しずつ違って見え始めた理由として、グリフィスが次のようなことをいったと、キャスカはガッツに述べています。

(1)軍隊というものを存続させていくためには、莫大な資金が必要であること

(2)戦場で多くの部下を失うよりも、自分に興味のある資産家の老人をたらし込んだ方がリスクが小さくて済むこと

(3)グリフィス自身が自分で選んだ戦いと同様、グリフィスの采配で命を落とした仲間達に対して、グリフィスは何ら責任を感じてはいないこと

(4)しかし、死んだやつらのためにグリフィスが何かしてやれることがあるとしたら、それは勝つこと、つまり、仲間(あいつら)が自分の命を懸けてまでしてしがみついてくれたグリフィスの夢を成し遂げるためには、勝ち続けることでしかないこと、そして、それは、仲間の屍の上に立つことでしか実現できないということ

(5)自分の夢は、しょせん血塗られた夢であり、そのことで後悔や後ろめたさは無いものの、数多(あまた)の命を懸けながら、自分だけは汚れずにいられるほどグリフィスの欲しいものは容易く(たやすく)手に入るものではないということ

(6)そうして、グリフィスは、自身の上腕部から血が滴り落ちる程まで自分の体に爪を立てており、自身の運命に掛かっている重圧に必死で耐えていたこと

 3.大きな夢を持つ人は凡人にはない大きな何かに堪えている

大きな夢を実現しようとする人は、それだけ人よりも多くの何かに堪えなければならないんだというキャスカのセリフがあります。そのことを考慮すると、グリフィスが降魔の儀において、ガッツ、キャスカそして、鷹の団の団員たちを生贄にしたのも少し頷けるような気がしてしまいました。

どういうことかというと、降魔の儀で生贄となり得るものは、自分の分身にも相当するほどの愛おしいもの、つまり最愛なる家族や恋人にあたるものです(例えば、ベルセルクコミック第1巻、第2巻に出てくる使徒ナメクジ伯爵が、自分の娘テレジアに対する愛のようにです。)。

グリフィスにとってガッツは、不死のゾッドとの戦いで命を二分する程の真の友でありましたし(ベルセルクコミック第5巻『不死のゾッド(3)、(4)』をご参照ください。)、キャスカにあっては、ガッツと同じく鷹の団の要であるとグリフィスに言わしめるほどの存在でした(ベルセルクコミック第7巻『生還』をご参照ください)。

そして、鷹の団の団員たちにあってもこれまで苦楽をともにしてきた仲間たちであり、毎日血腥(ちなまぐさ)いことをしながらも、鷹の団では皆が泣いたり、笑ったり、怒ったりできる間柄でした。

それに何よりもグリフィスには、自分たち団員が持っていない確信たるものがあり、それ故、男が集まる男という存在でした。

なので、グリフィスにとって、自分を慕って来てくれた連中は、家族と同様大事にしたいという気持ちが当然あったと思います。

Sponserd Link


4.ならばなぜ、そんな彼らを生贄にしたのか?

この設問については、僕も思いましたし、そのことは僕の別記事『ベルセルク新アニメのグリフィスのガッツ、キャスカに対する心的関係?』でも述べています。

しかし、グリフィスの夢が大きすぎて、普通の人には理解できないほどのものであった場合はどうでしょうか。そして、その夢の実現によって、数え切れないほどの人を救済できるというものであったとしたらどうでしょう?

普通であれば、それでも自分にとって最愛なる家族を犠牲にしてまで人類の平和を取ることはないと思ういます。ですが、グリフィスのように、超のつくような英雄の場合、その人は、家族よりも人類の幸せのほうを取るかもしれません。

 5.グリフィスが源形(イデア)に言われたこと

なんと言ってもグリフィスは、源形(イデア)に、

『お前の行い自体が種としての人間に相応しいものになるだろう たとえ それが人々の苦しみであっても救いであっても』

といわせているほどですから(僕の別記事幻の第83話に関する記事をご参照ください)。

Sponserd Link

6.まとめ(逆転の発想)

いかがでしたか?

今回は、「ベルセルク グリフィス蝕 『げる』 の本心はここにあった!?」について述べました。

このように考えるとグリフィスの真の狙いが何だったのか、本当に掲示板などで掲載されている彼のプライドだけの問題だったのでしょうか???だとすると、あなたにもグリフィスがちっぽけな存在に思えませんか?

グリフィスの本当の思いは、ミッドランド国とチューダー帝国との100年戦争を終結し、人類恒久の平和の確立という壮大な夢の実現にあったのではないでしょうか?

結局のところ、僕のような凡人がいくら考えてもその深淵を探ることは到底できないものなのかもしれません。

ですが、グリフィスばかりが悪役なのは少しかわいそうになってきたのです。

このような逆転の発想にグリフィスの本心を探るヒントはないでしょうか?

ただし、僕が一番求めているのは、グリフィスが悪役で物語が終結してしまうと、グリフィスの名セリフをもう聞くことができなくなってしまうような気がしてならないので、それを回避したいという思いです。

これまでのグリフィスの名セリフ以上に彼の名セリフをまた聞きたいと思っている人は、少なくないと思っているのですが、あなたはどう思われますか。

今日も僕のブログ”【そあかん】ベルセルク漫画アニメ映画まとめブログ”にご来訪頂きありがとうございました。

これからも頑張りますのでお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。

オススメ記事

1.ベルセルクえっ!これ本当にグリィフィスの顔!?拷問後の顔初公開

2.ベルセルクの原作の終わりを根拠に基づき予想する!

3.ベヘリットゴッドハンド降摩の儀蝕使徒生贄の烙印その他重要な言葉

4.【ベルセルク】キャスカが会いたい人は誰なのかを徹底考察!

5.【ベルセルク】キャスカが会いたい人は誰なのかを緊急告知!





Sponserd Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする