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【ベルセルク】ガニシュカ大帝について徹底追求。彼の望む光とは?

【ガニシュカ大帝】

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鬼畜非道な行為をしまくったガニシュカ大帝は、クシャーン帝国の王でもありますが、自分の意のままに動く使徒でもあります。

使徒はゴッドハンドに絶対服従のはず。

なのに、ガニシュカは、ゴッドハンドのフェムトこと新生グリフィスに従わず、圧倒的強大なクシャーン大軍を用いて、グリフィス率いる新生鷹の団に反抗した超絶非道な魔物です。

しかし、ガニシュカは、使徒である今の自分の力では、グリフィスに対抗できないと気づきます。

そのため、自身の造った人工転生器(人工のベヘリット)である「魔子宮」で自身が再転生することにより、「巨大な魔獣」になりますが、それでもグリフィスには勝てず滅ぼされてしまいます。

彼が望んだ光とは何なのか?

一回読んだだけでは、ガニシュカ大帝について僕はよくわからなかったです。

再転生したことすら理解不能でした。

あなたはしっかり理解できましたでしょうか。

流し読みでは、なぜガニシュカ大帝が再転生しようと思ったのかわからないのではないでしょうか?

しかし、その背景にあるものを考察することで、ガニシュカ大帝について少しずつ理解できるようになった次第です。

今回はそんなガニシュカ大帝について徹底追求してみようと思います。

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1.プロフィール

ベルセルクオフィシャルガイドブックによれば、ガニシュカ大帝のプロフィールは、推定身長180cm(使徒になった時、測定不能)、推定体重92kg(使徒になった時、測定不能)、年齢不詳、性別:男、髪の色:黒、瞳の色:黒、武器:無しとなっています。

2.来歴

ベルセルク漫画コミック第34巻(逆光)によれば、ガニシュカは、大陸における東国の小さな王族の第一王子として生まれました。

ですが、母が、ガニシュカの弟を溺愛するあまり、ガニシュカに代わって弟を玉座につけたいと考えるようになります。それ以来、権力志向の強い母親からガニシュカは命を狙われるようになります。

そして、ガニシュカは、生き延びるため実弟を自ら殺害します。

そのことを知った母親は、ショックのあまり投身自殺を図ります。

しかしながら、弟を葬り、母が身を投げた後も、ガニシュカの心身には何の変化もありませんでした。

悲しくて怖くて辛いだけの日々でした。

また、母と弟に代わって、今度は王族や貴族が、ガニシュカの謀殺を企てるほどでした。

このためガニシュカは、それらのものとも戦い続け、天下を制覇するという野望を抱くようになります。

そのことを知った実父である王が息子ガニシュカに向ける目は、恐怖と猜疑(さいぎ)に満ちたものでした。

自分もいつ息子に殺されるか判らないという恐怖心があったのでしょう。

そして、ガニシュカは実父さえも殺害してしまいます。

王の死は行幸(ぎょうこう)の途上で起こりました。

突如狂乱した騎獣から王が転落して果てたのですが、それはガニシュカの暗殺計画によるものでした。

父の後を継ぎ、玉座に即(つ)いたガニシュカでしたが、彼に安らぎといえるものはなく、ただただ、生き延びるがために戦い続けたのです。

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彼がしなければならなかったことは、自分が恐れた分の何倍もの恐怖を相手に抱かせることでした。

やがてその恐怖は、自身の息子である王子にさえも向けられるようになります。

そのため王子は、命を守るために実父ガニシュカの暗殺計画を企てたのです。

自分の息子から毒を盛られ、暗殺を謀られたと知ったガニシュカのショックは並大抵のことではなかったはずです。自分も自身の両親と弟を恐怖心から殺害しているのにも拘わらずです。

そして、彼が最後の拠り所として頼ったのは、奇妙な石、かって路傍にて名もしらぬ聖者(ガニシュカの片腕である妖術使いのダイバ【コミック第28巻(超者)参照】のこと)より献上されたベヘリットだったのです。

【ガニシュカが絶望のあまり手にしたベヘリット】

ガニシュカは、ベヘリットを介してゴッドハンドを召喚し、実の息子を生贄にすることで使徒に転じたのです。

それのみが、ガニシュカに残された唯一の道だったからです。

通常であれば、使徒は、ゴッドハンドにひれ伏し、自らの意志によって、ゴッドハンドに使役されるものです。

しかし、ガニシュカは、帝国への強い執着心が勝ります。よって、ゴッドハンドのお告げにも従わずにいられる、弱いところがあるものの強い気性の持ち主の使徒になったのです。

ガニシュカの人生は、肉親に対してさえも猜疑心を持つという寂しいものでした。

普通の人であればそれを辛いと感じるところです。ガニシュカにも同様の思いはあったと思います。

ですが、ガニシュカは、天下統一を果たし、そこに君臨する王の中の王になることが、彼が考えられる自分を恐怖心から救う唯一の方法ではなかったかと思います。

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3.性格および理念

このように考えますと、ガニシュカには、恐怖から逃れるために戦い続けたこと、天下を制覇するという野心が、何者にもまして勝っていたのではないかと思うのです。

それ故彼は、使徒としての役割を果たさぬほどに、恐怖からくる野望に満ちた性格を持つことになったと思うのです。

そのため使徒としての使命が、鷹こと新生グリフィスに使役されるものであるにも拘わらず、帝国への強固な執着心が勝ることでグリフィスと戦うことになったのです。

そして、自身で再転生することにより、自分の野望を果たすという理念に取り憑かれてしまったのだと思うのです。

4.技能

ガニシュカは、魔術師ダイバを右腕とし、ダイバが外法で操る怪物妖獣兵(ピシャーチャ)や「魔子宮」でつくった鬼兵(ダーカ)を自軍の戦力として組み入れています(【コミック第28~31巻参照】)。

ピチャーシャとは、ダイバの外法で怪物に変えられ使役される動物「妖獣兵」のことです。具体的には、クジラを素体とした巨大な「海獣(マカラ)」や翼竜に似た「飛獣(ガルダ)」の他、大きな口と牙を持つトラや二足歩行で銛(もり)を操るワニの妖獣兵などがいます。

「魔子宮」とは、使徒の体を繋ぎあわせ羊水で満たしたものであり、ダイバ曰く「人造のベヘリット」 のことです。

これにより生まれてくるダーカは、鬼のような風貌をしていますが、人工故、使徒よりは弱い使徒擬(もどき)的存在だといえば、その力の程度が判りやすいでしょう。

【魔子宮】

配下の兵達に強姦させて妊娠させた女性を「魔子宮」に投げ込みます。そして、そこで胎児を鬼に変じさせるのです。変化した胎児は、母親の腹を食い破り、その命と引き換えにダーカが誕生します。

このような世にも恐ろしい兵器といってもいいような魔子宮を創れるというのもガニシュカの技能の一つではないでしょうか。

ガニシュカの使徒としての能力としては、自身を雷雲に変え、体内で発生させた雷を放つことができるというのがあります。

【自身を落雷に変えたガニシュカ】

彼の放つ稲妻には、使徒さえも撃退するほどの威力があります。

しかも、彼自身は霧という実体の無い形を取っているため、ダメージを受け難く、最強クラスの「使徒」であるといえるでしょう。

また、霧状の体は、如何なる場所にも出現することが可能です。

そして、この霧状化した体から落雷による攻撃をして相手を倒します。

自分自身を霧状化できるということは、風と水の元素霊(エレメンタル)を纏(まと)った幽体であるということであり、物理的な攻撃を受けないようにできるということです。霧の中に手を突っ込んでも霧が晴れたりしないのと同じです。

その力は、他の如何なる使徒をも凌ぐ強さを発揮するのでした。

しかし、新生グリフィスと出会ったガニシュカは、使徒である今の自分の力では、グリフィスに対抗できないと考えます【コミック第32巻(風巻)参照】。

そのため、自身の造った人工転生器(人工のベヘリット)である「魔子宮」に自ら臨むことで再転生することを決断します【コミック第33巻(死の霧)参照】。その結果ガニシュカは、魔界へと通じるほどに天を突く、巨大な化け物「終わりの魔獣」になったのです。

【再転生したガニシュカの「終わりの魔獣」の姿】

この画は、ガニシュカ自身が魔界そのものとなった姿です。

けれど、それでもガニシュカは、グリフィスには勝てず滅ぼされてしまいます【コミック第34巻(亀裂)参照】。

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5.ガニシュカの望む光とは

このようにガニシュカは、王になってからも実の子に命を狙われる運命にあったなど、日本の戦国(安土桃山)時代に似た時代を生きた人です。

ですが、このようになってしまったのは、ガニシュカが、自分の子息に対しても猜疑心が強かったからであり、すべての問題の発端が自分自身にあるということを最期まで理解できなかったのが原因でしょう。

生き馬の目を抜く宮廷劇をガニシュカは生き延び、その後も周囲の国々を平定し、強大なクシャーン帝国を築き上げます。

けれど彼は、忙殺のあまり、猜疑心にとらわれ、他国から娶(めと)った妻と彼女との間に生まれた子供とも疎遠になっていきます。

そして、遂には息子に対しても猜疑心の矛先を変えることができず、その結果、宴の席で父を恐れる息子に謀殺されそうになるのです。

よって、心に休まりのない状態が続き、それがガニシュカにとっては絶望と暗闇であったと想像できます。

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いくら偉くなっても猜疑心に溢れ、おののき、気の休まるところがなければ辛いだけでしょう。それは真の闇といってもよいものだと思います

ガニシュカは、その真の暗闇の中で一条の光を求めたのです。

つまりその一条の光のことを、ガニシュカに安らぎや安堵を与えるものと喩(たと)えたと思うのです。

しかし、ガニシュカは、最後までその光を遮っているものが自分自身に原因があることに気づけなかったのではないでしょうか。

この苦しみの最たるものが、ガニシュカの場合、自分の妻子に対する嫌疑が高まったあまり、息子から殺害されそうになったことでしょう。

そして、その無間地獄での苦しみや悲しみのあまりに、ベヘリットが蠢(うごめ)くことになり、ガニシュカは、実の息子を贄として捧げることで、人外の存在「使徒」と化したのです。

しかもそのベヘリットで使徒に転生し、それが幸か不幸か一大帝国を築き上げる足がかりになります。

このことがガニシュカ自身に問題があることを彼に気付かせられなかった足かせにもなるのです。

ミッドランド国王が死去した後、ミッドランド国の首都ウィンダムを制圧して魔都と化し、ミッドランド国を手中に収めようとします。

ですが、そのこともガニシュカが、問題の神髄が何かを知ることができなかったことに大きく影響すると思います。

このように考えますと、ガニシュカは、大事なものを失ってからそれが大事なものと気付くガッツと相通ずる部分のある人間らしい使徒という気もしないではありません。

なので、ガニシュカ大帝は、自身の配下にガッツが加わることを求めたのだと思います【コミック第31巻(魔軍襲来)参照】。

【ガッツを自分の配下に勧誘するガニシュカ】

ガニシュカの狂気は、使徒由来のものではなく、人間由来のものではなかったのではないでしょうか。

人は鬼にでも魔物にでもなれるとよく言われます。これは、人の心底深くには、鬼神にも劣らぬ恐ろしく残虐で、地獄の中でも一番恐ろしい地獄が潜んでいるからだとあなたも聞いたことがあるのではないかと思います。

やがて、ガニシュカは、クシャーンの全軍を注ぎ込もうともゴッドハンドのグリフィスには、敵わないと悟ります【コミック第32巻(風巻)参照】。

よって、自ら「魔子宮」に入ることで転生を繰り返す再転生化をすることにより、さらに強大な存在になろうとしたのです【コミック第33巻(末神)参照】。

【再転生を謀ったガニシュカ】

使徒の再転生(しかも二度目は自信の創設した人工転生器を利用)をしたものが、これまでなかったということで、ベルセルクの第4篇である「千年王国の鷹」篇【コミック第22巻~第35巻参照】における最重要人物はガニシュカといって差し支えないでしょう。

ゴッドハンドにも匹敵するんじゃないかとも思えるその戦闘力、それでいて人間らしい欲望と支配欲、ガニシュカ大帝ほど人らしい使徒はいなかったかもしれません。

ガニシュカ大帝の強さについてですが、これは、使徒の全てが有するゴッドハンド(グリフィス)への服従という本能を押さえ込んでいることに端を発していると思います。

これ以外にも、再転生したガニシュカの巨大さによる迫力は勿論ですが、再転生前の単なる使徒の状態でも身体が霧に変わるため、あらゆる物理攻撃は無効です。さらに雷撃をも自在に操る最強の使徒です。よって、このようなガニシュカの強さを考慮すると、ガニシュカが、グリフィスに反抗したのも分からんではないですね。

ですが、そんなに強いガニシュカでも、自信の求める真の光、つまり安堵や安らぎや幸福感などを自らの力では得ることはできなかったわけです。

コミック第34巻(逆光)において、フェムトがかざす掌の背後から異次元の空間を切り開いて登場した髑髏の騎士が振るう呼び水の剣の一太刀で、再転生後のガニシュカが斬られて、顔面が真っ二つに割れます。

【顔面が真っ二つにされても安らぎの感じのするガニシュカの顔】

そして、このことをもって『扉は開かれた』とフェムトが述べていること、その後、ガニシュカの巨大な体から新世界が誕生すると思えるような描写があることの二点から考察するに、ガニシュカ大帝が死ぬことと引き換えに世界に新しい光が誕生した、つまり再転生したガニシュカ自身の中、言い換えると真の暗闇を知った者の中に、実は光の源があったというふうには考えられないでしょうか。

ガニシュカが死ぬ間際、フェムトとガニシュカとが対面します。しかもガニシュカの顔面は髑髏の騎士によって既述の如く真っ二つにされているわけです。ですが、その時のガニシュカの顔はとても戦闘している者の顔とは思えないほどに澄んだ安らぎのある顔に僕には見えるのです。

つまり、光を求め続けてきたガニシュカ自身の中に実はその光があり、そのことが、彼が死を目前にしてわかった、というふうには考えられないでしょうか?

そうでなければ、死を目の当たりにしたときのガニシュカの顔が、満たされた安らぎのある顔にはならないと思うからです。

この辺りの解釈は非常に難しい部分だと考えています。

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6.まとめ

いかがでしたか?

今回は、『【ベルセルク】ガニシュカ大帝について徹底追求。彼の望む光とは?』について紹介致しました。

今回の紹介で、ガニシュカ大帝についてもっと知りたい人や、初めてベルセルクを読もうとする方のための恐帝ガニシュカの情報として、そこそこご理解頂けたのではないかと思います。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

今日も僕のブログ  “【そあかん】ベルセルク漫画アニメ映画まとめブログ”  にご来訪頂き本当にありがとうございます。

これからも頑張りますのでお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。

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