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ベルセルク 比べて判ったこの違い!降魔の儀?蝕?他にも色々!

僕は、ベルセルクを読んだ最初の頃、降魔の儀と蝕との違いがよく分かりませんでした。

また、見えざりしもの・ゴッドハンド・使徒・使徒擬(もど)き・魔物の上下関係および216年に1度とか1000年に1度の違いもよく分かりませんでした。

なので、今日は、それらの違いについて整理したいと思います。

題して、『ベルセルク  比べて判ったこの違い!降魔の儀?蝕?他にも色々!』です。

difficult words

なお、僕の別の記事である、ベルセルクのベヘリット・ゴッドハンド・降魔の儀・蝕・使徒・生贄の烙印とは?にも、上記した語句の説明が掲載されていますので、補充の意味でよろしかったらご覧頂けると嬉しいです。

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1.降魔の儀と蝕との関係

ゴッドハンド、使徒、使徒もどきたち魔物に人間が転生する儀式を「降魔の儀」といいます。

そして、「 蝕(しょく)」とは、降魔の儀のうち、216年に1度、日蝕とともに始まる新たなゴッドハンドの誕生を祝う絶望の祭典、儀式をいいます。

蝕では、人の目・鼻・口があべこべの位置についている奇怪な真紅のベヘリットを手にすることを運命付けられた者(以下『律の者』)が、絶望の淵に追いやられた時に、ベヘリットの顔が、あるべき位置に戻って人の面のようになり発動します。

発動とは、ベヘリットが、律の者の強い思念に対して共鳴・共振反応を示し、血の涙を流すことをいいます。

ベヘリットが発動することにより、異界の門が開かれ、現世(うつよ)の理(ことわり)が通用しない異次元が出現します。そして、ゴッド・ハンドとともに、多くの使徒が召喚(呼び戻されること)され地上に現れます。

転生の対象となる者は、自分の一番大切なものを生贄にすることを条件に自分が転生するか否かをすでにゴッドハンドになっているものたちから問われます。

グリフィスの場合であれば、フェムトに転生することと引き替えに鷹の団の団員達を生贄として捧げることを4人のゴッドハンドたちから求められました。

生贄には、烙印が刻まれます。ガッツの首筋とキャスカの胸の辺りに刻まれている奇妙な形(卵形の使徒を逆さまにしたような形?)をしたものがその烙印です。

この烙印をされた生贄を使徒たちは思うさま喰らうことを許されます。

そして、その生贄の血と恐怖と絶望を糧にして、新たなゴッド・ハンド(グリフィスの場合であればフェムト)が誕生します。

つまり、降魔の儀とは、因果律により選ばれた者(これを律の者といいます。例えば、グリフィスのことです。)の望みを叶える代償として生贄を要求する儀式といえます。

なお、因果律とは、すべての事象は、必ず原因があり、原因がなければ何も起こらないという原理をいいます。

また、『は、音読みで「ショク」、訓読みで「むしばむ」と読みます。そして音読で、「日(月)蝕」「浸蝕」「腐蝕」などの熟語を作ります。

降魔の儀において、使徒たちは、先に述べたように、生贄を思うさま喰らうことを許されます。なので、降魔の儀は、『蝕』でもあるのです。

使徒が生贄を思うさまに喰らう様は、虫が葉を欠くように食べる様に似ているイメージがあります。そのためでしょうか、「太陽が欠ける」という意味からは「日蝕」とともに始まります。

また、蝕には犯すという意味もあります。なので、キャスカがフェムトに陵辱された理由も蝕だからこそと言えるのではないでしょうか。

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2.見えざりしもの、ゴッドハンド、使徒、使徒擬き及び死霊の上下関係

それらの上下関係は、次のようになります

見えざりしもの>ゴッドハンド>使徒>使徒擬き>死霊
※左側に位置するものほど上位に位置するものです。

「見えざりしもの」 とは、単行本未収録の幻の83巻にある源形(イデア)のことです。そして、その見えざりしもののさらに上に何があるのかまたは無いのかは、現段階(第343話炎の人形)ではまだ分かっていません。天地創造の神でしょうか?

「ゴッドハンド」とは、巨大な思念体として普段は幽界の深層にいるものたちです。彼らは、見えざりしものの意思を執行します。また、ゴッドハンドは、使徒を統(す)べる立場にあります。

現在ゴッドハンドは5人おり、天使長のボイド・スラン・ユービック・コンラッド・(フェムト)の5人です。なお、フェムトをカッコで括(くく)ったのは、新生鷹の団が発足した段階で、フェムトは受肉(受肉の具体的な説明は後述しますが霊体で肉体を持たないものが現世に肉体を介して現れることです。)によりグリフィスに召喚しているためです。

「使徒」とは、人間から転生した怪物をいいます。ゴッドハンドも人間が転成してなったものなので使徒です。

けれど、ゴッド・ハンドは、それ以外の使徒の上位的立場にあります。なので、使徒は、ゴッドハンドには逆らえません。

使徒の唯一の戒律は、己の「望むままを行う」ことにあります。この戒律から察すると、具体的には、ゾッド、ワイアルド、ロシーヌなどが使徒として挙げられます。

ゾッドは、自分よりも強き者を求めて戦場を300年も渡り歩き続けていますし、ワイアルドにあっては、刺激を求め殺戮と陵辱の日々を過ごしています。そして、ロシーヌにあっては、楽園を求めて大人のいない妖精の国を築きました。

いずれも自分の思うがまま、望んだままに動いたということができます。ですので、彼らは、使徒としての条件を満たします。

「使徒もどき」は、使徒によって魔物に変容された人間をいいます。具体的には、蛾の女王のロスチーヌの配下であって蜂の子供たちのような姿をした魔物や、神の使いであると自らいう神父もどきのモズグスやその弟子などが挙げられます。

なお、使徒もどきであってもモズグスのように使徒なみまたはそれ以上の能力を有するものもいます。人間でも人により能力の差があると同じで、使徒や使徒もどきでも能力の差があります。

「死霊」とは、最下位に位置する魔物です。そして、夜になると烙印を押されし者、つまりガッツやキャスカに向かって襲ってきます。

具体的には、ベルセルク新アニメの第1話で馬車に乗っていたガッツたちを襲った、戦場で死んだ兵士の霊たちのような下位の魔物をいいます。魔物の最上位に位置するものが現段階ではゴッドハンドと考えます。

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3. 216年と1000年の整合性

216年という年数は、ゴッドハンド誕生の儀式である「蝕」が起こる割合を意味します。

また、1000年という年数は、ゴッドハンドが現世へ復帰する受肉という現象が起こる割合をいいます。

受肉について具体的に説明します。受肉とは既述したように霊体で肉体を持たないものが現世に肉体を介して現れることです。

フェムトに転生したグリフィスは、すでに霊体なので肉体がありません。なので、ガッツとキャスカの子供である幼魔の肉体に、フェムトこと新グリフィスの器になって融合し、現世にその姿を再び現すことをいいます。なお、一部報じられている卵の使徒を介して受肉するというのは間違いです。卵の使徒は自らを生贄にして、この夜に自分の理想とする世界の現れんことを望んだのであって、グリィフィスことフェムトの器になって受肉したのではありません。グリィフィス受肉において器となったのは、ガッツとキャスカの子供である幼魔のことです。このことは、ベルセルク第22巻の『獣剣士対黒い剣士』の節で、グリィフィスが幼魔のことを『オレの器となり融け合ったあの赤子の想いか』というセリフより明かです。

(グリィフィスが受肉したのが幼魔であることの根拠となる画像)

このような現象は、ベルセルクの物語の中で語られている事実です。

しかし、ゴッドハンドが一人転生するのに216年掛かるとなると、5人のゴッドハンドが全員揃うまでに”216年掛ける5回で1080年”で数が合いません。つまり、グリフィスの生誕予定と物語上の事実との整合が取れなくなってしまいます。

この辺りのことは、幻の83話にも掲載されていないことです。なので、今後どのように展開していくのか興味深いところです。

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4.まとめ

いかがでしたか?

今回は、「ベルセルク 比べて判ったこの違い!降魔の儀?蝕?他にも色々!」について述べさせて頂きました。

ベルセルクの言葉はその定義がしっかりしていないと分からなくなる場合があります。

しかし、その意味がわかるようになると、時代的な背景もわかり、面白さが倍増します。

一度わかれば複数回読んでも飽きることがありません。

そういう読み方もあるんだなと思いました。

今日も僕のブログ”【そあかん】ベルセルク漫画アニメ映画まとめブログ”にご来訪頂きありがとうございました。

これからも頑張りますのでお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。

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コメント

  1. soakan より:

    にとみや様
    コメントありがとうございます。
    よく勉強されていますね。
    参考にさせてください。

  2. にとみや より:

    遅レスになってセンセンシャルですが、小説では・・いや、まだ未読であった場合ネタバレになるのでよしますが真紅のベヘリット・覇王の卵は、「運び屋」をも兼ねた生贄含む人間が直に触ることはあっても、使徒になりえるものは「運び屋」としてですら触ることのない仕組みのようですね。

    使徒の中にも品性・紳士的態度(ロクス・アーバイン・グルンなど)を維持したままなのもいますが、ひたすら残忍悪逆(「ピピン無事だったのか?」の後の、嘲笑する使徒たち)なのもいたりは、

    伯爵のような「生贄そのものが許せなくてGH召喚」や、
    「~~したい・したくない」の代価が「降魔の儀に巻き込まれた生贄」なのとで、
    「なんの愛情もない見知らぬ人間」への残虐・醜悪さに差異がでるのでは?とか推測してたりしてます
    ベルセルクの記事を扱った屋台も多いですが、「ゆっくりできる漫画ブログ(旧・ゆっくりできるブログ」という屋台でも時々、チラチラ書き込んでます。
    良ければベルの記事にした私のコメも読んでみて、どうぞ(私は淫夢民です

  3. にとみや より:

    降魔の儀は人間が生贄を捧げる儀式であり、使徒モドキの生産とは別物だと思うんですけど。

    • soakan より:

      にとみや様

      コメントありがとうございます。

      私の考えは、人間がゴッドハンドに転生する場合だけでなく、
      使徒に転生する場合も降摩の儀は執り行われるのではないかというものです。

      その根拠は次の3つです。

      (1)ベルセルクコミック第3巻欲望の守護天使(5)でナメクジ型使徒が、
      ガッツとの戦いに敗れ、絶望の淵に陥り激しい絶望と渇望を感じたときに5人の守護天使が降臨します。
      そしてその中の天使長であるボイドが、『これより”降摩の儀”を執り行う』といったこと

      (2)ナメクジが自分の娘テレジアを生贄に捧げることができなかったことにより、
      ボイドが『因果律の糸は断たれた』といったことにより、ナメクジ型使徒が邪悪な思念の渦に飲み込まれてしまったこと

      (3)このときに使われたベヘリットは真紅のベヘリットではなく使徒転生のための緑色のベヘリットであったこと

      つまり、人間が真紅のベヘリットを介してゴッドハンドになる場合も、
      人間が真紅のベヘリットとは違う別のベヘリットを介して使徒に転生する場合も
      5人の守護天使達は出現するので、これらを降摩の儀のと称してもよいということです。

      但し、使徒もどきが転生する場合は降摩の儀とは呼びません。

      この点間違っておりましたので訂正いたしました。

      ご指摘頂けなければ気付かない点でした。

      感謝いたします。

      回答になりましたでしょうか。