1.序文
今日は”【ベルセルク】考察コミックス第8巻51話『旅立ちの朝(2)』の疑問感想”について述べたいと思います。
それでは本日も張り切って参りましょう。
なお、一覧にしたリンクに戻ることが出来ます。
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2.息子の質問に答える。
旅立ちの朝(2)では、同(1)で出てきたコルカスが再び登場する。(1)ではコルカスは、ガッツの戯(ざ)れ言に拘わっていられない先に帰って寝るといって、ガッツとジュドーのそばから離れる。だけど、旅立ちの朝(2)の扉絵(本記事のトップ画像参照)にはコルカスがいるよね。
【帰って寝るというコルカス】
そうだね。コルカスはガッツにいつも食って掛かっていたけど、やっぱりガッツの実力を認めないわけにはいかなかったし、他のメンバーと同様、本心ではガッツに鷹の団を離れて欲しくなかったことがここからわかるね。
それでもコルカスお得意の皮肉を込めてガッツに『・・・オレは認めねえぞ』『てめえは特別なんかじゃねえ』『てめえは・・・』『グリフィスにはなれねえ』と挑み顔でいっている。この台詞を聞いたキャスカたち他のメンバーは、無言で耳をそばだてていた(キャスカにあっては無言だが感嘆符!付き)。そんな言い方をしたら油に火を注ぐようなもので、ガッツを引き留めることなんかできなくなってしまうよとでも言いたげな顔をしていたと思うんだ。でもキャスカ達は、ガッツと相性の悪いコルカスがここまでガッツを引き留めようとしたのはどうしてだろうとも感じたのではないかな?
【挑み顔のコルカス】
人は時として自分の意にそぐわない場合、本心とは真逆の言い方や態度を取ってしまうことがある。例えば自己評価が低いと、自分だけではなく、自分以外のものからも否定的に見られていると感じやすくなるだろう?。コルカスは、ガッツを責めることで、自己肯定感を高めたいという思いが自然と湧いたのかもしれない。
だって、コルカスたち鷹の団の団員が貴族になる何てこと、これまでの彼らの常識からいったら全くなかったことなのに、ガッツはそれを意図も簡単に捨ててしまうというのだから、そんなガッツをコルカスは自分と同次元の人間とは思えなかった。それと、コルカスにとってガッツは、到底かなわない相手であると認めざるを得ない反面、それを認めたくない自分がいると考えたと思うんだ。だからガッツを攻撃して相対的に自分を高めようとしたんだと思う。なお、ちなみにガッツが目指したものは、グリフィスになることではなくグリィフィスと対等のものだったんだよね。
なるほどね。
後、ガッツとグリィフィスが戦う場面があるよね。その画像について少しおかしいと思ったところがあったんだ。ガッツとグリィフィスが朝焼けに照らされて対峙する画についてなんだけど、グリィフィスの影とガッツの影との向きが同じ方向を向いているのが普通だと思うんだけど、両者の影は反対側を向いている。ガッツの影は右を向いているように見えるし、グリフィスの影は左を向いているように見える。これって何か意味があったのかな?
【影の方向が違うガッツとグリフィス】
確かにそうだね。よく気がつきました。お父さんもそう思う。深く考えないで描いてしまったのかなぁ?
最後に下図でコスカルがガッツとグリフィスの対戦が始まろうとしている場面をみて言った『腕の一本も切り落とされりゃ目が覚めるだろあのバカも』という台詞から、ガッツがそれまでの考えを改め、鷹の団に残って欲しいという気持ちがコルカスにもあるように感じた。
そうだね。これもコルカスお得意の毒舌ってやつだな。きっと。
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3.まとめ
いかがでしたか?
今回は、”【ベルセルク】考察コミックス第8巻50話『旅立ちの朝(2)』の疑問感想”について紹介致しました。
今回の紹介で、ベルセルク第8巻をもう一度読み直そうとする人や、初めてベルセルクを読もうとする人のための情報として、そこそこご理解頂けたのではないかと思います。
今日も僕のブログ “【そあかん】ベルセルク漫画アニメ映画まとめブログ” にご来訪頂き本当にありがとうございます。これからも頑張りますので、お付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。
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