1.序文
今日は『【ベルセルク】考察コミックス第5巻17話『剣風)』の疑問感想』について述べたいと思います。
それでは本日も張り切って参りましょう。
なお、一覧にしたリンクに戻ることが出来ます。
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2.息子の質問に答える。
冒頭近くでガッツが、『黒羊鉄槍(くろひつじてつやり)重装騎士団』と立った一人で立ち向かう場面があるんだけど、この時、どうしてガッツは、一人で突っ走ったのかな?
【一人掛けするガッツ】
それと、戦いの後キャスカとのやりとりで「仲間の事など少しも考えていない・・・ただの狂犬だ!!」と言われた後、ガッツが真顔で「もう一度言ってみろ!!」と怒り、仲裁に入ったグリフィスに「俺だって仲間のことは考えている。もう・・・昔のオレじゃない」って言っている場面があるけど、怒りを顕(あら)わにするガッツに驚いた。
【ガッツに噛み付くキャスカ】
【もう一度言ってみろ!!】
【昔のオレじゃない】
敵の『黒羊鉄槍重装騎士団』は、その描写からものすごく強いことが感じられる。だから、ガッツはもしかして、仲間を危険に晒(さら)したくないって思ったのかもね。天涯孤独の自分が一人で戦った方が誰も悲しまずに済むって。そして、ガッツのこの行動や性格は、作者的に都合が良かったのかも。
【強敵黒羊鉄槍重装騎士団】
なるほど。でも作者的にも都合が良い?どういう意味?
今回のお話は、序盤で戦闘シーンを出して、強いインパクトを最初に読者に見せている。ガッツの強さは、その戦闘をさらにダイナミックにするのに最適だったってわけだよ。『たった一人で無敵の強さを誇る主人公』は、読者の受けも良いだろうしね。
なるほど。それとキャスカとガッツとのやりとりの後で、グリフィスが、「・・・あのケンカは楽しかった・・・」って言ったけど、どうして「ケンカ」って言ったのかな?
【楽しいケンカ】
言葉のニュアンスから考えると、そもそもケンカというのは、既知の者同士が行うことだと思うんだ。全くの他人同士が行えば、それは「ケンカ」ではなく「戦い」だ。グリフィスは、「ケンカ」という言葉を通して、ガッツに対する信頼感を伝えたかったんじゃないか?それから、この世界(戦争が起こり続ける世界)に対する皮肉も言いたかったのかもね。グリィフィスは本当は戦争なんかしたかったわけではないということかも。
最後の方で、ガッツが素振りをしている場面があるよね。重しを剣に紐で縛った状態で剣を振っている場面だけど、最後のコマではその重しが無くなっている。一体、どこにいったのかな?そこら辺に置いてありそうなものだけれど描いて無い。
【剣に重しを付けて鍛えるガッツ】
【重しが外された剣を持つガッツ】
もしかしたら、作者はあえて、重しを書かなかったのかもね。なぜかというと、その方が絵的に映えると感じたからかも。ある種の美しさのある最後のコマに『重し』という『縛り』をイメージさせる要素を入れたくなかったとは考えられないかい?
なるほど
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3.まとめ
いかがでしたか?
今回は、『【ベルセルク】考察コミックス第5巻17話『剣風』の疑問感想』について紹介致しました。
今回の紹介で、ベルセルク第5巻をもう一度読み直そうする人や、初めてベルセルクを読もうとする人のための情報として、そこそこご理解頂けたのではないかと思います。
今日も僕のブログ “【そあかん】ベルセルク漫画アニメ映画まとめブログ” にご来訪頂き本当にありがとうございます。これからも頑張りますので、お付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。
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