1.序文
今日はベルセルクのコミックス第1巻第4話『欲望の守護天使(2)』について20代の息子と私との間での疑問感想のやりとりです。
それでは本日も張り切って参りましょう。
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2.息子の質問に答える。
前回も同じようなこと言った気がするけど、ゾンダークの「ぐおおおお」という声は、顔を大けがした人間の声じゃないなー。あと、ゾンダークが医師と思えるおじいさんの顔を鷲掴みにするけど、その時のおじいさんの声も、「ひいいい」ではないと思うな―。口をゾンダークの大きな手で塞がれているようだし。おじいさんそのあと、死んじゃったっぽいし。
【治療中と思われるゾンダークと医療関係者と思われる人々】
【医師と思われる老人の顔を鷲づかみにするゾンダーク】
確かに現実とは違うかもね。でも、この場面で作者が見せたかったのは、正確さではなくて、別の部分なのかもね。
どういうこと?
つまり作者がここで見せたかったのは、ゾンダークの凶暴さなんじゃないかな。それを強調するために、ゾンダークに大きな声を出させた。ゾンダークはおじいさんを平気で殺した。そんなゾンダークがいたからこそ、直後、それを凌駕する恐ろしさをもつ、閣下(化け物)が映えるわけだしね。
【ゾンダークの様子を見に来た閣下】
なるほど。それとガッツは醜い顔になってしまった医師のバルガスに冷たかったけど、やっぱり冷たくしきれていない気もする。作者が見せたいのは、ガッツの冷たさなのか、優しさなのか、どっちなんだろうね。
どっちもかもしれないし、あるいは、『弱さ』を見せたかった可能性もあると思う。ガッツが他人に優しくできない弱さから抜け出した時、ガッツの成長が見られ、読者を高揚させてくれるのかもね。
それとこういう言い方は何だけど、作者は医師のバルガスを死なせることで、うまく読者のこころを動かしていると思うよ。バルガスが処刑される前にパックと交わしたパックからの励ましの言葉がいい意味で辛さを生み出してる。当事者にとってはたまらないだろうけどね。ある意味読者の心を大きく揺さぶっているよね、作者は。
【パックの励ましの言葉】
バルガスは、結局助からなかったけど、きっとバルガスの無念は、読者の心にも密かに残っていて、そして、化け物を倒した時に、読者に「よかった」と思わせてくれるのだと思う。
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3.まとめ
いかがでしたか?
今回は、【ベルセルク】考察コミックス第2巻第4話『欲望の守護天使(2)』についての疑問感想について紹介致しました。
50代の私の視点とは違う20代の若者である息子の目から見たベルセルクの疑問や矛盾をこれからも取り上げていきたいと思います。乞うご期待!
今回の紹介で、ベルセルク第4話をもう一度読み直そうする人や、初めてベルセルクを読もうとする人のための情報として、そこそこご理解頂けたのではないかと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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これからも頑張りますのでお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
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