グリフィスを敬愛するが故に、グリフィスを慕い、 恋心さえ抱いたこともあったにも拘わらず、グリフィスの夢実現のためグリフィスの剣にも、女にもなれないと悟ったキャスカでした。
キャスカの人生は、グリフィスとの出会いから始まります。剣や馬の扱いを修練し、人一倍真面目な性格と相俟って、女でありながら、鷹の団の千人長にまで上り詰めます。
そんな男勝(おとこまさ)りの女キャスカでしたが、ガッツと出会い、いがみ合い、共に戦い、真剣勝負をしたことさえありました。
しかしながら、いくら強がっても女である性(さが)には勝てず、幾多の場面では、女性らしい、しおらしい顔を見せることも度々あります。
キャスカの顔をいくつかに分類した結果気付いたことですが、いうまでもなく彼女はとても真面目です。ジュドーが言っていたようにちゃらんぽらんなところなど一切ありません。
なので、ジュドーがいうように、グリフィス救出後、キャスカに盗賊の頭(かしら)などさせるのは無理。ガッツと一緒に行動するのがキャスカにとっては一番の幸せだとガッツに言ったジュドーの想いは正解だったと思います。
そんな真面目なキャスカですが、その顔を分類しますと、僕たちが抱いていた剣士としてのキャスカらしくない顔付きをするところがたくさんあります。
今回、キャスカのいろんな顔を一挙公開します。
キャスカファンのあなたも知らなかったキャスカの一面を分類した画像でお楽しみ頂けると嬉しいです。
なお、キャスカの顔が場面場面によって違って見えるのは、作者の三浦建太郎先生が画像を描いている時の気持ちや気分によるところがあったり、はたまた三浦建太郎先生が時間に追われた結果、それまでのキャスカのイメージと少し違うように仕上がったりするからだと思います。
僕たちが自分の顔を写真で見るときに、これ本当に自分の顔なの?と感じることってあると思います。それと同じだと思えばいいのでしょう。
どの場面の画像も基本的には、キャスカの真面目なところが基調になっていると思います。
けれど、キャスカも女、本当は弱いところもたくさんあるのです。
今日は、そんなキャスカの本音部分について、幾多の画像から僕が思ったことを書いてみたいと思います。
目次
1.【かわいいキャスカ】
(ベルセルク10巻の切っ先の火花参照)
ガッツとの初めての行為の後に恥ずかしげにしているキャスカの顔です。初々しさがあり、ガッツのことが好きだという表情をしている顔だと思います。
(ベルセルク10巻の切っ先の火花参照)
彼女がいっている「自分の体じゃないみたいという」表現がなんともたまらないなぁ
(ベルセルク38巻上陸参照)
パックの故郷に行く前の船上でのキャスカの顔です。僕はこの顔がキャスカの画像の中で一番好きです。
キャスカが戦士にならずに、農家で育ったら、戦士の顔つきではなく、このような穏やかな顔つきになったのではないかと思いました。
2.【キャスカのキス】
(ベルセルク10巻 切っ先の火花参照)
キャスカが自らガッツにキスしている場面の画像です。あの勝ち気なキャスカが自ら進んでガッツにキスしている貴重な画像です。
それに対してガッツの何とも冷めたような顔。男はやるとこうなるんだよねぇ。
このときのキャスカの気持ちとしては、目の前にいるガッツが総てというような表情をしているように思えてなりません。
さすがのグリフィスもこのときはガッツには敵わないということではないでしょうか?
なお、このときキャスカは、少し照れながらガッツにライトキスをわずかですが笑ってしていることにご注目です。少し照れながらの表情にこれまでのキャスカにはないかわいらしさが表れているようで僕は好きです。
(ベルセルク13巻参照)
フェムトことグリフィスとのキスシーンです。このときのキャスカは、一体何を考えていたのでしょうか?上記のガッツに自らキスしていたときの思いがプラスのキスとすれば、フェムトとのキスは、マイナスのキスといえるかもしれないですね。
でもこころはそうでも、体の反応は、プラスだったりしてね?
ガッツとのキスのときの表情とは段違いで固まっているキャスカの表情だと思います。
3.【りりしいキャスカ】
(ベルセルク10巻ウィンダム潜入1参照)
ミッドランド国王によって幽閉されたグリフィス救出のため、ウィンダムに潜入するときに士気をあげるキャスカのりりしい姿です。女でありながらすごい精神力をもった人です。
何をもって彼女をここまで駆り立てるのでしょうか?いくら敬愛しているグリフィスといえど、普通の女性ではこうはいかないですよね。
ガッツの背中ぐらい守れることを忘れるなというキャスカのセリフです。
男でもこうはなかなか言えないし、言ってくれる友を見つけるのは半端じゃない。ガッツは幸せもんだよね。
(ベルセルク10巻ウィンダム潜入1参照)
ガッツ、キャスカ、ジュドーおよびピピンの4人、つまり鷹の団最強メンバーで、ウィンダムの秘密のルートからグリフィス救出に向かうときのキャスカの掛け声を伴った画像です。
うーんかっこいい。
4.【唖然とするキャスカ】
(ベルセルク19巻再会参照)
使徒もどきの雄山羊(おやぎ)とまぐあい寸前のキャスカの顔です。
いくら幼児に退行化していたって、自分の置かれている場面は直感的に分かるものだと思います。恐かったあまり、キャスカの表情が無表情になっています。
(ベルセルク19巻野望少年参照)
キャスカが魔女として崇め祭られたあとで、雄山羊とのまぐあいのため、担ぎ出されているときのキャスカの顔です。
先の画像は、雄山羊とのまぐあい寸前のときのキャスカの画像でしたが、このときはまだ自分がどうなってしまうのかがわからない状態です。
但し直感的に、何か得たいのしれない何かがやって来ることに対しての不安げな様子が良く出ている画像だと思います。
5.【キャスカの泣き顔】
、
(ベルセルク11巻惨劇の森参照)
使徒ワイアルドにやられたガッツに対して、キャスカのことをガッツが自分の旅に連れていくのではなかったのかと涙ながらに訴えているときのキャスカの画像です。
ガッツのことを愛していたんだということが良く分かる場面だと感じました。
(ベルセルク9巻告白参照)
一人流浪の旅から帰って来たガッツに真剣勝負を挑むものの、ガッツの優しさに触れて涙するキャスカの泣き顔です。
グリフィス幽閉後、団長代理として一人やってきたキャスカは心神耗弱の状態にあり、そこに元鷹の団の切込み隊長であるガッツが戻っ手来たことに対して、安堵感と、疲れがどっと出たキャスカの表情を示す画像だと思います。
6.【恐怖顔のキャスカ】
(ベルセルク20巻イデアの影2参照)
使徒もどきのモズグスから、魔女扱いされたキャスカを火刑に処すれば民衆が助かると言われ、民衆がキャスカを捕まえている場面の画像です。女一人に無数の男が自分の保身のためにみっともないといえる画像です。
7.【矛盾するキャスカ】
(ベルセルク10ウィンダム潜入2参照)
グリフィス救出の手助けをしてくれたミッドランド国王姫シャルロットに嫉妬するキャスカです。
ガッツといい仲になったのに未だグリフィスのことを思い出す自分に嫌気をさしているキャスカの画像です。
8.【戦闘顔のキャスカ】
ベルセルク10巻(ベルセ血路)
ミッドランド王国の地下牢に1年間もの間幽閉されていたグリフィスを地下牢で見つけた後、グリィフィス救出に決意を抱くキャスカのりりしい姿です。
9.【美しいキャスカ】
(べルセルク8巻栄光の瞬間参照)
キャスカが戦勝後の祝賀会で着飾った姿です。ひとことで言ってとても美しい。
これまでのキャスカの画像とは少し次元が違うのではないかと思われる画像です。今は戦士ですが、もともとは女子であったキャスカです。着飾れば普通の女の子ということがわかります。その気持ちが自然に顔に出ている顔画像だと思いました。
10.【まとめ】
いかがでしたか?今回は、「ベルセルク女剣士キャスカの幾多の顔が語るこれぞ女の本音」についてご紹介しました。
これでキャスカの一面に迫ることができたのではないかと思います。
女心と秋の空、変わりやすい秋の空模様のように、女性の気持ちは移り気だということですが、キャスカも同じだということがよく分かることでしょう。
キャスカは、ガッツと恋仲になってからガッツのことが好きになっていました。
けれど、グリフィスのことも諦めきれていない自分がいる。その自分が情けない、恥ずかしいという気持ちがこれらの画像からよく伝わってきたなという印象でした。
つまり、いつの時代でも女の本音は秋の空ということですね。
今日も僕のブログ”【そあかん】ベルセルク漫画アニメ映画まとめブログ”にご来訪頂きありがとうございました。
これからも頑張りますのでお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
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