
ベルセルク第10巻71話『血路』の考察をしています。
竜巻のように敵をなぎ倒すガッツを、改めて見つめてみると……?
考察記事は、『父』と『息子』の二人の会話形式で成り立っているので、楽しんでください。
それでは本日も張り切って参りましょう。
なお他の記事において、考察の会話を、各回ごとに述べています。
以下のリンク先から一覧に戻ることが出来るので、お時間があればぜひご覧ください。
↓ ↓ ↓
ベルセルク考察!!謎を各話ごとに徹底追及!!
息子との会話における考察!!
今回のガッツはものすごいよね。数えきれないほどの敵を一網打尽にしている。(すごいからもう一回、画像をのせよう!)

これぞ『ベルセルク』だね! グリフィスを助けるという信念をもって敵をなぎ倒す。読者は爽快感を通り越して、恐怖を感じるほどだよ!
でもさ……。ボロ雑きんのように倒されてしまう兵士の中には、『いい人』もいたかもしれないよね。ただ上司の命令に従わざるを得なかっただけで、彼らにも家族や恋人がいたかもしれない。そう考えると少し複雑だな。

そんな風に別の視点から考える読者は、他にもいるかもしれないね。確かに、兵士にも大切な人がいたかもしれない。でも、その問題においては、フィクションであるからと割り切って大丈夫だと思うよ。ベルセルクの売りは、その名の通り『狂戦士としてのすさまじさ』だ。敵を翻弄する主人公の姿が際立つように、様々な伏線が張られているのだと思う。ここはベルセルクの世界を外側から見る一読者として、ガッツのすごさを応援していればいいんじゃないかな。前にも言ったかもしれないけど、『考えるな!感じろ!』ってことだよ。
その通りかもしれないね。……他に気になったのは、ガッツのこの姿についてかな。

地下牢獄にいた敵をすべてぶっとばして地上に出た時のガッツだね。
うん。頭からたくさん血を流しているように見えるけど……これって実はみんな返り血だよね!? どんだけ大量の血を浴びているのさ!?

地下牢獄にいた兵士はみんな、弓か剣を装備していた。だけど、ここまでのガッツは、頭を切られたような描写も、矢が頭部をかすめた描写もない。……やはり返り血の可能性が高いね。そして、それでいてこのガッツの鬼気迫る表情! ……うん。これぞベルセルク!
ガッツの変わりようもすごいけど、もっとすごいのはミッドランド国王の変わりようだよね。

すっかり白髪だからのしわしわおじいさんになってしまったね。グリフィスを地下牢獄に閉じ込めてから約1年ぐらいしか経っていないのに。
第9巻あたりに、そういった描写があるんだ。ジュドーが下の画像のようなことを言ってる。それなのに、国王のこの変わりよう。病気か何かでなければ、現実的にはありえないよね。

だけど、ここまで国王の外見を酷くさせることには意味があるんだよね? 作者は国王がいかに精神的に崩れているかを示すために、国王の姿をここまで酷くしたのかな?
そうだろうね。国王がいかにシャルロットに対して想いを抱いているか、グリフィスを憎んでいるかがよく伝わってくるよ。それに、国王の変わりようは現実離れしているけど、そのインパクトの凄さが『現実離れから生まれる違和感』を吹き飛ばしている気がする。リアルとして見るとあり得ないけど、リアリティはあるってことなのかもしれないね。
でもさ……もしかしたら、この髪の色の変わりようって、老けたんじゃなくて、白髪染めをつけてないだけだったりして。ベルセルクの世界に髪を染める技術があるのかは分からないけど。
なるほど! その発想はなかったな! そう考えれば、早すぎる豹変(ひょうへん)に一応の説明がつくかもしれないね!
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まとめ
いかがでしたか?
今回は、”【ベルセルク考察】10巻71話『血路』” について紹介致しました。
今回の紹介で、ベルセルク第10巻をもう一度読み直そうとする人や、初めてベルセルクを読もうとする人のための情報として、そこそこご理解頂けたのではないかと思います。
今日も私のブログ “【そあかん】ベルセルク漫画アニメ映画まとめブログ” にご来訪頂き本当にありがとうございます。これからも頑張りますので、お付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。
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