本日7月1日夜10:30よりWOWOWで新アニメベルセルク第1話が放送されました。
原作と違った点がいくつかあったので、感想を含めて早速レポートしたいと思います。
それでは本日も張り切って参りましょう。
目次
1.ガッツの義手とドラゴンころしをどうやって手に入れたのかアニメでは不明
僕は、ガッツが身につけている大砲とボウガンを有する義手とドラゴンころしをどうやって手に入れたのか、 そのいきさつをどのようにして新アニメでは表現されるのかとても気になっていました。なぜかというと、 ガッツにとっての義手とドラゴンころしは、ガッツの体の一分というよりもガッツの分身といってもいいほど、大きな存在感のある代物(しろもの)だと思っていたからです。
2.原作のドラゴンころしがアニメでは竜殺しに変わっていたのは何故?
それと、このドラゴンころしですが、初めての視聴者にもわかるようにとの配慮からだと思いますが、ドラゴンころしを”竜殺し”と名をうってその存在をアッピールしています。
僕は、原作の通りの名前”ドラゴンころし”の方が好きなんだけれど、初めて見る人にはその名前だけからはイメージがつかないという 制作者側の配慮だと思います。でも、もしかしたら番組が終了するころには、原作の通り、カタカナとひらがなの ドラゴンころしに変わっているかもしれないなとイメージを膨らませたりしました。
3.早くも第1話でイシドロ登場!クリパックも
また、ドラゴンころしと、義手を身につけて酒場に入ってくるガッツの場面は、原作通りでしたが、そこには何とガッツに弟子入りを希望するようになるイシドロが、傭兵団の見習いとして、
ビールを配る役回りで登場していました。
イシドロが第1話で早々と登場したのには少し驚いたなぁ。
そして、パックの登場場面についてです。これは、傭兵団によるナイフの的当ての的として、もて遊ばれていた場面での登場でした。これは原作と一緒でした。
パックと同じでイシドロは、周囲を和ませるキーマンでもあるので、どういう風にして登場するのか楽しみの一つだっただけに、良い意味で期待が裏切られた感じがしました。
そんな酒場を舞台とする場面にガッツが現れ、悪業非道の傭兵団をがんがんと叩きのめすわけです。それを見たイシドロが、ガッツと傭兵との戦い終了後、ガッツを求めて追っかけるシーンがあります。これは、コミック18巻でイシドロが初めて出たときにガッツを追っ掛けるという点で原作と同じです。けれど、早くも1話でイシドロがガッツに惹かれて追っかける場面は原作にはない点でした。
そして、ガッツがナイフで仕留めたウサギを火であぶって、酒場で手に入れたラム酒を使い調理しているところにパックが現れる場面も原作にはありませんでした。
また、アニメでは、パックがクリパックとなってガッツと対話するシーンがありますが、随分早いクリパックのお出ましだなと思いました。
原作でも三枚目っぽいパックはいたけれど、原作ではまだ完全なクリパックでななかったので、その変身ぶりに驚きました。
4.原作との違いで気づいたこと
パックをかまうこと無く一人夜道を歩いているガッツの後ろから、僧侶アドロフとその娘のコレットが親切心からガッツに馬車に乗ることを勧めてくれます。そして、ガッツの首に刻まれた烙印に引き寄せられて、人に悪夢を植え付けてその”恐怖”を喰らう悪霊 “夢魔(インキュバス)” の登場を契機に他の悪霊たちも登場し、アドロフとコレットは気の毒にも死に至ります。
初めて見る人は、ガッツの烙印が一体どういう意味があるのだろうかという興味を持ったのではないでしょうか。
そして、何よりもガッツが、戦いの中のみに生ける狂剣士(ベルセルク)であるというイメージを視聴者にアッピールできたのではないかと思いました。
また、原作では、兵士の格好をした悪霊たちと夜通しガッツが戦うシーンだけでした。しかし、新アニメでは、木の悪霊がガッツを羽交い締めするシーンもありました。
その木の悪霊をガッツがドラゴンころしでたたっ切る時に『湿気(しっけ)てて、マキにも使えねぇ』というセリフがありますが、これも原作にはありません。
5.アニメは原作とどこまで変えても良いのか?
このようにTVで見たことを原作と比較しながら記事を書いているうちに一つ疑問に思うことがありました。
それは、アニメの場合どこまで原作と内容を変えても良いのかということでした。
変更する場合の条件として、その原作のテーマというか、世界観を変えない範疇であることは、もちろんだと思います。ですが、これって、とても難しい作業なのではないでしょうか?
また、監督もスタッフもキャストの方々も本当にこの作品のことが好きでなければ描くことのできないものであり、漫画とは違ったアートだと感じました。
6.まとめ
いかがでしたか?
今回は、「ベルセルク新アニメ第1話WOWOWで放送 原作との違いと感想」について述べさせて頂きました。
限られた期間と予算のなかで一体どの位までアニメは原作と違えてもよいものなのか?原作の良さを残しつつアニメという、漫画とは違うジャンルで視聴者に興味を持ってもらうことって、嘸(さぞ)かし難しいことではないだろうかという気がしました。
今日も僕のブログ”【そあかん】ベルセルク漫画アニメ映画まとめブログ”にご来訪頂きありがとうございました。
これからも頑張りますのでお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
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