
ベルセルク第10巻72話『バーキラカ(1)』の考察をしています。
読者の中には、シャルロットに不快感を抱く者もいるかもしれない……!?
考察記事は、『父』と『息子』の二人の会話形式で成り立っているので、楽しんでください。
それでは本日も張り切って参りましょう。
なお他の記事において、考察の会話を、各回ごとに述べています。
以下のリンク先から一覧に戻ることが出来るので、お時間があればぜひご覧ください。
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ベルセルク考察!!謎を各話ごとに徹底追及!!
息子との会話における考察!!
シャルロットがガッツを怖がるシーンがあるじゃない? 「私、あの方怖い……」って言うところ。

ガッツの暴れようはすさまじかったからね。本人も一時、冷静さを失っているようだったし。……ここがどうかした?

ものすごく主観的な話なのだけど……シャルロットに対して僕は「そんな怖がらなくてもいいのに」と思ってしまった。だって、ガッツは少し前に、腰が抜けて動けなくなったシャルロットを負ぶってあげたりしたんだよ? 一応は交流しているのに、「あの方」とか他人行儀な言い方をするし。そもそもガッツがいなければ兵士の包囲網を突破できなかっただろうに。その成果に対して、『怯える』というのはどうも……。
なるほど。私たち読者はガッツのことが大好きだからね。そのガッツにあまりよい感情をもっていないキャラクターに不快感を感じることも、時にはあるのかもしれないね。……だけど、シャルロットがガッツを怖がること自体は、決して無意味ではないと私は思う。なぜなら、ガッツがどれだけグリフィスのために怒り、恐ろしい存在になったかがよく分かるから。いつの間にか読者にとって、シャルロットは、ガッツを印象付ける役割を果たしているのかもしれない。……他には何かある?
シャルロットの仕えであるアンナが愚痴をこぼすシーンがあるよね。「実家への仕送りどうしよう……」って言っています。物語にとってはただの1コマなのかもしれないですが、アンナにとっては一大事のはず。この時は実家の家族のこと、本当にどうするつもりだったのかな?

うーん。アンナはそこまで取り乱しているわけではないし、実家の方はアンナの仕送りがなくても何とかやっていけるような、そういう状況なんじゃない?
だからこそ、この直後にアンナに謝るシャルロットも、「ごめんなさい」で済ませているのかな? でも、もしシャルロットに協力したアンナが国王を怒らせることがあれば、アンナの家族もあぶないかもしれない。なのにシャルロットはアンナを巻き込み過ぎでは……? いや、アンナの家族はど田舎にいて、わざわざ国王から目に着けられない、とかか?

息子よ。読者としてシャルロットのことが嫌いになってしまったかね?
そ、そんなことはないよ!? 単純に疑問を述べているだけ! ……他に気になったのは、シャルロットがグリフィスを毒矢から庇った時のことかな。

シャルロットが庇わなければ、グリフィスは死んでいたかもしれないね。ここがどうかした?
シャルロットは腕を伸ばして、その腕にちょうど毒矢があたった。……でも、シャルロットの腕はものすごく細いから、毒矢がちょうど当たる確率は低いように思えたんだ。
なるほど、もし確率の低いことがこの場で起こったのだとしたら、それこそがグリフィスの運の力というやつなのかもしれないね。大成するには運も必要だと、誰かが言っていたように思う。ベルセルクを読み切っていない君は知らないかもしれないけど、ここから後のグリフィスは、ある意味ものすごく大成する。グリフィスはやはり、あらゆる面において秀(ひい)でているのかもしれない。
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まとめ
いかがでしたか?
今回の紹介で、ベルセルクをもう一度読み直そうとする人や、初めてベルセルクを読もうとする人のための情報として、そこそこご理解頂けたのではないかと思います。
今日も私のブログ “【そあかん】ベルセルク漫画アニメ映画まとめブログ” にご来訪頂き本当にありがとうございます。これからも頑張りますので、お付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。
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