目次
- 1.ベルセルクコミック第19巻脇役ルカの名セリフその1
- 2.ベルセルクコミック第19巻脇役ルカの名セリフその2
- 3.ベルセルクコミック第19巻脇役イシドロの名セリフその1
- 4.ベルセルクコミック第19巻脇役ジェロームの名セリフその1
- 5.ベルセルクコミック第19巻脇役ジェロームの名セリフその2
- 6.ベルセルクコミック第19巻脇役ファルネーゼの名セリフその1
- 7.ベルセルクコミック第20巻脇役ルカの名セリフその1
- 8.ベルセルクコミック第21巻主役ガッツの名セリフその1
- 9.ベルセルクコミック第21巻主役ガッツの名セリフその2
- 10.ベルセルクコミック第21巻主役ガッツの名セリフその3
- 11.ベルセルクコミック第21巻主役ガッツの名セリフその4
- 12.ベルセルクコミック第21巻脇役ルカの名セリフその1
- 13.ベルセルクコミック第21巻脇役ファルネーゼの名セリフその1
- 14.ベルセルクコミック第21巻脇役ジェロームのことば及びそれに対する脇役ルカのことば
1.ベルセルクコミック第19巻脇役ルカの名セリフその1
『まっぴらだね 途中で放り出すのは エレーンも あんたもね。
~一度大口たたいちまったからにはそれを引っ込める気はないよ
たたいた大口に後から自分を追っかけるのがあたしのやり方なのさ
その分痛い目を見て来たけどね 意地まで無くしたら
あたしが見下した連中と同じになっちまうからね』
邪教徒狩り隊に自分たちが捕まってしまうことの恐ろしさに耐えきれ
なくなったニーナが、キャスカであるエレーンを捨ててこようよ と
ルカに言ったときに、ルカがニーナに対して言った言葉です。
僕はこのようなことばをいえる女性というか男性も含めてですが
知りません。もっとも創作の世界ですから何でもいえるわけですが、
このフレーズを読んで感動した人は少なくないと思います。
というのは、誰もがこのようなルカの言葉を一度は言ってみたいという
気持ちがあるからではないかと思うからです。
つまり、人は必ず自分の存在価値というものを自分でも認めたいし、
他人にも認めてほしいと思っているわけです。けれど、世間のしがらみ
によって、本心とは違う言動をとってしまう自分がいることを、僕たちは
知っています。
なので、人として、確信をついているルカのことばには、たとえ
創作の世界のことばであっても、自分の本心を言い当てられたから
こそ感動するのだと思います。
2.ベルセルクコミック第19巻脇役ルカの名セリフその2
『安全な場所から人を打ちすえて 偉そうにほざいてんじゃないよ。
~そうやって人が何かいおうとするとすぐ脅して口を塞ぐ
剣をちらつかせて塔の上から人を裁いて あんたら自分を天使か何かと
勘違いしてんじゃないの?』
ルカの仲間の一人ぺぺが邪教徒狩りに連行されているときに、邪教徒狩り
の首領にぺぺが鞭で打たれようとしたときに、ぺペを庇(かば)ってルカが首領に向かって言ったタンカです。
いますよね。
権力や地位に胡座(あぐら)をかいてほざく輩が。
でもね、僕は、人というのは、誰しもが、悪魔の心と神の心の両方を持ち合わせている
と言いたいです。
僕の知り合いにもいます。個人的には本当にいい人なのに、組織に入ったとたん、
その組織に利益をもたらすことを理由に悪行をしてしまう人が。
これって本能なのかもしれません。すると当然ながら僕にもその素養はあるわけで、人のことを、とやかくいう資格は僕にはないかもしれません。最近では、東京都知事の舛添要一氏が、政治資金流用問題でニュースになりました。
あの方は、有名になる前にさんざっぱら政治資金流用をした人をこき下ろ
していたわけです。しかも、驚いたことに、『賤業(せんぎょう)としての政治家』という著書もある。
なのに、自分も同じ轍(てつ)を踏んでしまった。
都知事を辞めたら、社会的な死が待っているわけです。TVでの出演もなくなるでしょうし、本を書いても売れないでしょう(今回の件を踏まえて行政の悪行を暴露した暴露本ならうれるかも?)。
なので、どんなに不名誉なことや自尊心崩壊があっても辞めるとはいえないわけです。
都知事になる前の彼の言動を指示して、都知事選で彼に投票した人もたくさんいたと思います。けれど、人の欲望は、本人が気が付かないうちに本人を変えてしまうということですかね。
舛添要一都知事の年収は2600万円です。退職金は任期の4年ごとに4300万円だそうです。なので、何期も勤めれば、わずか10年位で普通のサラリーマンの生涯賃金を軽く上まる給料を頂くことになるわけです。
なので、お金と地位と名誉のそろった都知事になりたい人がたくさんいるのは納得です。
けれど、すでにお金だって、たくさんあろうものなのに、何であんな、せこくてチンケな使い方をしてしまったんでしょうかね。
かく言う僕も、その三拍子が揃ったら同じことをしてしまうかもしれないと思うと、やるせない気持ちになってしまいます。ルカに言わせれば、”恥を知れ”
ってことになるんでしょうね。
舛添さんに答えてほしいものです。すでにさんざっぱら周囲からは恥を知れと言われているでしょうから、その返答を聴いてみたいものです。
3.ベルセルクコミック第19巻脇役イシドロの名セリフその1
『クシャーンと戦いもせず逃げ出して こんなところに吹き溜まってよー
あげくのはてに密告恐れてビクビクと・・・・じり貧だぜこいつら!
見てるとムカムカすら!~~~戦いっていやぁ昔から、男が世に出る最大
のチャンスって決まってら!しかも元手はいらねぇ こいつ(剣)一本でOK!』
断罪の塔の周辺に流入する難民の中から邪教徒狩りが行われているのを見た
イシドロのことばです。確かにかっこいい。
僕も男だけに十代後半から二十代の始めの頃は、そのようなことを
言ったことが、若気の至りで随分無茶なことをしました。
でも今は違うんだなぁ。
歳をとって丸くなったというのもあります。だけど、戦うことを忘れてしまったかというとそうでもない。
口論しなくてもけんかに勝つ術を知ったというほうが正しいです。
その方法ですが、口論しそうになって相手が威嚇(いかく)するために大きな声をだしたら、『おお怖い』とか『大きな声ですねぇ』とか、感じたことばをストレートに言う。それだけです。それもできるだけ静かに発言する。
このようにすると、たいてい相手は怯(ひる)みます。そのように言われたことが無いからです。
けんかは怒らずとも勝てる!ということです。
嘘だと思って、試す機会があったら一度やってみてください。
相手よりもずっと自分の方が優位に立っていることを実感できますから。
4.ベルセルクコミック第19巻脇役ジェロームの名セリフその1
『弱い者(もん)にゃぁ弱い者なりの生きる術があるもんさ
強い者に喰われっぱなしってのよりマシだよ
喰ってばかりの貴族(ジェロームのこと)の言うこっちゃねぇがな』
ルカの恋人ジェロームが、ニーナの恋人ヨアヒムにいったことばです。
ベルセルクは、ガッツのように、強い者の立場から物事を捉(とら)えて
ばかりいません。弱者の立場からも、視点を変えて述べているシーンが
多いです。
これはベルセルクの作者である三浦建太郎先生の物事に対する視点が、
多角的であるからこそいえると思います。本当は反対が正しいとうことばが
一時期ありましが、言い得ていると思います。
なお、ヨアヒムとニーナの名前の由来ですが、”ヨアヒム”と”聖書”のキーワードで検索すると、イエスを身篭(みごも)ったとされている聖母マリアの父母であるヨアキムとアンナがヒットします。ヨアヒムとヨアキム、アンナとニーナいずれも似てませんか?こういう細かな点にまでこだわって作品を作る三浦建太郎先生には本当に感服するのみです。なお、ジェロームは、聖訳者として知られるSt. Jerome が、そして、ルカは、「ルカによる福音書」「使徒行伝」の著者であるルカがモデルになっているのでしょうか?
5.ベルセルクコミック第19巻脇役ジェロームの名セリフその2
『女のために身を持ち崩すのも放蕩者(ほうとうもの)の俺にゃあ ふさわしいかもな』
娼婦ルカをお妾さんにしたいと思って、ルカの元に通う聖鉄鎖騎士団の団員の一人で貴族のジェロームがルカにいったことばです。
僕もそのような言葉を吐きたかった。今の家内に問題があるというわけではありません。
むしろワイフには感謝のしっぱなし苦労の掛けっぱなしです。僕のような者にこれまで付いて来てくれてこころから感謝しています。でも、人間には、多面性が多かれ少なかれあるわけです。その中のほんの一部分の僕の感想でした。
ちなみに放蕩者の放蕩の意味ですが、やるべきことをやらず、飲酒や遊び にうつつを抜かすことをいいます。これもまた聖書絡みのことばです。
放蕩者の僕故に理解できることばでした。
6.ベルセルクコミック第19巻脇役ファルネーゼの名セリフその1
『自軍を残して指揮官のみが任務を放棄しろとおっしゃるのですか!?
納得いきません・・・ 承服しかねます』
いませんね。今の時代にはこのようなことばを言える人って。
戦争体験者は今の人とは違うとかいって比較するひとがいます。
だけど、第二次世界大戦の終了間近に満州国を牛耳っていた関東軍は、日本国民を置き去りにして、撤収したという史実があるわけです。
いばって自分のことしか考えない人という者は、いつの時代でも、どこにでも
いるものです。そう考えると、現代でも度量があって、男気のある日本男子
もきっといるんだろうなと思うわけですが、死ぬ前にそういう男性に一度お会いし、一緒に仕事ができたらどんなによかったかと、余生があまりない50代の僕は思います。
自分がそうなれば一番手っ取り早いのはわかっているのだけれどね・・・。
7.ベルセルクコミック第20巻脇役ルカの名セリフその1
『あたし一人の力でどうこうできるもんじゃ無さそうだし
つまんない意地張ってるだけかもしれないけど・・・行かなきゃ』
髑髏の騎士が、ルカに対し、断罪の塔に向かうことは危険なので、命が惜しくば、近寄らずに速やかにこの地を離れることを勧めたことに対するルカの返事です。
そして、その言葉を受けた髑髏の騎士は、ルカの返事に対して、『あれだけの怪異を目のあたりにしながら再びその直中(ただなか)に身を投じるとは・・・しかも我が(髑髏の騎士のこと)力に頼ろうとする素振りさえみせぬ・・・・いや思いつきさえしなかったのか・・・』と言わせるほど。
女性とは思えない勇気ある言動です。
僕は男ですが、とてもルカのようには出来そうに無いです。このような勇気
あることができる人ってそうそういません。
ですが、この世の中には、このルカほどに、あるいはそれ以上に勇気のある人も限りなく少ないと思いますがいるのも事実です。
例えば、2001年(平成13年)1月26日(金曜日)に、東日本旅客鉄道
(JR東日本)の山手線新大久保駅で発生した鉄道人身障害事故がありました。
ホームから転落した酔っ払い男性を助けようとして亡くなった、日本語学校生で韓国国籍の李秀賢さん(26)と、日本人で同じく死亡してしまったカメラマンの関根史郎さん(47)の事件です。
また、2007年2月6日には、警視庁常盤台交番の宮本邦彦巡査部長(53)が自殺願望の女性を助けようとして殉職しています。
美談として各種メディアで取り上げられたのでご記憶のある方も多いと思います。
僕にはこのようなことは絶対できません。なぜって、飛び込みによる電車の運行の妨げに対しては、数百万円もの請求がJRから遺族に対してあるからです。
当時の首相が李秀賢さんの弔問に訪れたと言われています。ですが、それはやはり政治色が強いもので、時の日韓関係の改善に利用されたという声もあります。
なぜならば、日本人の関根史郎さんの弔問に総理は行かなかったそうですから。
ちなみにそのときの総理大臣は森喜朗です。
8.ベルセルクコミック第21巻主役ガッツの名セリフその1
『そんなに神さまにゴマがすりたけりゃ てめェの頭かち割って貢ぎもんにでもしやがれ』異端審問官モズグスとガッツとの戦いのさなかにガッツがモズグスに対して言ったことばです。
こんど町中(まちなか)で入信を勧める奴がいたら僕も言ってやりたい。いえないけど・・・
9.ベルセルクコミック第21巻主役ガッツの名セリフその2
『これだけ雁首(がんくび)揃えて 自分のけつに火がついている時に拝んでるだけだろこいつら 何千何万人が揃いも揃って女一人に縋(すが)り付いてんじゃねえ』
キャスカが魔女という汚名を着せられて火炙(あぶ)りの刑にされそうになった時に、キャスカを助けようとするガッツがモズグスや信者に対して放ったことばです。
かっこいい!!その一言ですね。他のことばが浮かびません。
10.ベルセルクコミック第21巻主役ガッツの名セリフその3
『神にあったら言っとけ!!放っとけってな!!!』
ガッツがモズグスと戦っている時にモズグスに対して言ったことばです。
これもこんど町中で入信を勧める奴がいたら言ってやりたい。
この位ならいえるかも・・・無理か。
11.ベルセルクコミック第21巻主役ガッツの名セリフその4
『祈るな!!祈れば手が塞がる!!てめエが握っているそれは何だ!?』
アルビオンで魔物に対して棒切れに火をかざして戦うファルネーゼから
とっさに口に出た『神よ』ということばに対して、ガッツがファルネーゼ
に浴びせたことばです。
絶体絶命の中、誰も自分を助けてくれないときに、どうしてガッツはこのようなことばを出せるのか。普通の人には言えないことばだと思います。
けれど、そんな切羽詰まった時でも戦うことから逃げないガッツに、皆、
勇気づけられて生きていけるそういう場面だと思いました。
12.ベルセルクコミック第21巻脇役ルカの名セリフその1
『いっそのこと臆病者なら臆病者の意地ってのを見せてごらんよ
息を殺して じっとして絶対物音立てるんじゃないよ!
立派におっかながってみしてみな! 案外あんたみたいのが
一番しぶとく生き残るのかもよ』
断罪の塔で、ルカとニーナが魔物から逃げているときに、ルカが
ニーナの隠れ場所として、樽の中にニーナを押し込むときに言った
ことばです。
彼女の言動には本当に関心します。彼女の父親くらいの年齢差
のある僕が感動してしまいました。
13.ベルセルクコミック第21巻脇役ファルネーゼの名セリフその1
『活路は切り開く』
アルビオンにおいて疫病や拷問で死んだ人間達の怨念(おんねん)で膨らんだ
救いを求める心と怨(うら)みで一杯の魔物に対してガッツ達一行が立ち向かった時に、
ガッツを見ていたファルネーゼから発せられたことばです。
どんな環境にあっても自ら立ち向かうことの重要性を示しているものだと感じました。
ガッツによってファルネーゼが変わった一場面だと思います。
死を目の前にしたことのない僕には到底いえることばではありませんが、
それでもいえるのは、自分の道は、自分で切り開くしかないということです。
自分の人生には、たとえ親や兄弟でも入り込むことはできません。
ベルセルクのガッツ役声優の岩永洋昭さんが、九州から上京するにあたって、
母君が岩永さんにいった、
『気の済むまでやれば良か。あんたの人生はあんたのモンたい』
のことばを思い出しました。
九州のひとは男も女もすごいですね。立ち向かうことの大切さを知っている。
そんな感じがします。”九州女児”ということばがあってもおかしくないと
思いました。
岩永洋昭さんについては次の記事もよまれています。
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14.ベルセルクコミック第21巻脇役ジェロームのことば及びそれに対する脇役ルカのことば
ジェローム:『皮肉なもんだぜ神さまに縋(すが)って~逃げ込んだ連中が~おっ死(ち)んで、逆に神にすがらず~不信信者が生き残った 実際もう二度とお祈りする気にはなれねェわな』
ルカ:『生き延びようとすることと恐怖から逃れようとすることは べっこのことだよ』
『恐怖に我を忘れて周りに流されずに最後まで生き延びるために行動した者が順当に生き残ったんだ』
『神さまってのは何考えてんのかわからないし どうにもならない運不運を人に押しつけるけど それでも自分達で何とかできる領分は残しといてくれるよ』
どちらも言い得ていると思いました。
僕は入信することを勧めることも勧められることも嫌いです。ですが、天地神明の神というか自然を作りたもうた神様はいると信じています。宇宙飛行士の中には自然の偉大さに神の存在を肯定するようになった人が少なくないということを聞いたことがあります。
その神様は、人助けをするひと、人の嫌がることをする人、嘘を付かな人、感謝の気持ちを持ってい人、そういう人には、困ったときに何かしら助け船を出してくれるような気がします。
僕も人間なので、嘘を付いたことはもちろんあります。そして、50年以上も人間やってると、神様いるなぁって思うことが何度かありました。
でも、神様を意識して助けを求めたときには、なぜかしら助けて下さらなかったという気がします。反対にそのことを忘れていた頃にひょこっと助けて下さるのが神様という気がします。
今日も僕のブログ”【そあかん】ベルセルク漫画アニメ映画まとめブログ”にご来訪頂きありがとうございました。
これからも頑張りますのでお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
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